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飯豊町

手ノ子西館

てのこにしだて

西側の空堀

西側の空堀は、鋭角でかなりの深さがある。

城館の特徴/見どころ

越後街道120年と伊達家の鷹捕り場を管理した城館である。この交通・軍事の要衝を守る西側の空堀の深さにはまさに圧倒される。

城館の歴史/伝承

伊達家家臣で手ノ子郷の地頭領主であった遠藤四郎左衛門えんどうしろうざえもんの山城と伝わる。遠藤氏は越後街道の成敗を安堵され、領地には良質な鷹捕り場も有した。当地は宇津うつ峠から越後方面に至る交通の要衝で軍事上も重視されたと考えられ、周辺地形が一望できる立地は支配に有効だっただろう。

別名 虚空蔵山こくぞうやま
所在地 飯豊町大字手ノ子町 上1626~1628の北側の山マップへ
史跡地指定 なし
築城時期 室町期(推定)
築城者 不明/城主:遠藤四郎左衛門えんどうしろうざえもん上野守こうずけのかみ)、佐久間勝之さくまかつゆき蒲生がもう時代)
探訪レベル D3(※)
探訪適期 4、5月と10、11月(春先晩秋)
お問い合わせ 飯豊町商工観光課
0238-72-2111

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • JR手ノ子駅の踏切から城館を見る

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    JR手ノ子駅の踏切から城館を見る。

  • 宇津、越後に続く中世からの落合街道

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    宇津、越後に続く中世からの落合街道。電信柱の手前から入山。

  • 本丸は広さがある

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    本丸は広さがある。全体が深い薮に覆われ横断するのも苦労する。

  • 本丸の土塁から北側を見下ろすと堀のような痕跡も見て取れる

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    本丸の土塁から北側を見下ろすと堀のような痕跡も見て取れる。

  • 城館の東端

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    城館の東端。直下に線路が見える。大手口からの登城道があると思われる(薮が深く未確認)。

  • 馬出

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    馬出。かなり規模が大きく、大手から侵入してくる敵への防御の高さが感じられる。

  • 本丸西側の空堀

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    本丸西側の空堀。本丸は写真奥にあり、土塁が盛られているのがわかる。

  • 人物との比較で、空堀の深さが分かる

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    人物との比較で、空堀の深さが分かる。見ごたえ十分。