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小国町
白子沢城山
しらこざわしろやま
北側3番目の曲輪。かなりの広さがある。
城館の特徴／見どころ
越後山中百二十里の総成敗を安堵された手ノ子遠藤氏の庶流、遠藤監物の山城。曲輪・土塁・空堀が良好に残っている。
城館の歴史／伝承
手ノ子遠藤氏の庶流、遠藤三郎左衛門の山城。周辺には古屋敷、的場などの地名も残り戦国時代の名残を留めている。白子沢清安寺は手ノ子原居寺の末寺で遠藤氏の菩提寺である。伊達家岩出山移封に際しては、この地に留まり近世期を通じて宿場の問屋などの要職を担った。
| 別名 | - |
|---|---|
| 所在地 | 小国町大字白子沢マップへ |
| 史跡地指定 | なし |
| 築城時期 | 戦国期 |
| 築城者 | 遠藤(監物)か/城主：不明 |
| 探訪レベル | D3（※） |
| 探訪適期 | 4、5月と10、11月（春先晩秋） |
| お問い合わせ | 小国町産業振興課 0238-62-2416 |
（※）探訪レベルについて
略測図：山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載
縄張図凡例
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1
山頂南側の尾根に向かって、白沼簡易水道配水場への道が延びている。
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2
配水場施設右側の斜面が城館跡の山。
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3
配水場の左手から入山する。
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4
3つの曲輪のある尾根まで登りが続く。
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5
曲輪手前の大きな堀切。搦め手側とみられる。
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6
北端の曲輪の直下、右には平場が広がる。
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7
曲輪西側にある空堀跡と思われる遺構。
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8
曲輪西側の大きな平場の全景。奥の高まりが北端の曲輪。