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川西町

大塚城

おおつかじょう

牛谷家の門。

牛谷家の門。

城館の特徴/見どころ

鎌倉時代に築城されたといわれる大規模な平城であり、大手門である牛谷うしや家の門が現存している。

城館の歴史/伝承

17代伊達政宗が置賜を去る際に、城主大塚宗頼おおつかむねよりは武士の身分を捨て置賜に残った。その代わりに宗頼の息子2名が政宗に付いていき、大塚氏は断絶の形をとることとなった。なお、城の大手門は1686年に牛谷うしや氏によって移築され、今でも川西町指定文化財の「牛谷家の門」として親しまれている。

別名 天神館てんじんだて
所在地 川西町大字大塚1554マップへ
史跡地指定 なし、当地にある牛谷家の門は町指定
築城時期 鎌倉時代
築城者 大塚因幡守親行おおつかいんばのかみちかゆき/城主:大塚左衛門佐宗頼さえもんのすけむねより
探訪レベル B1(※)
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 川西町産業振興課
0238-42-6668

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • 牛谷家の門。

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    牛谷家の門。

  • 牛谷家の門付近にある説明看板。

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    牛谷家の門付近にある説明看板。

  • 牛谷家の門のそばにある幅10mもの堀跡。

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    牛谷家の門のそばにある幅10mもの堀跡。

  • 高徳寺の境内を抜けると、墓地の東側に本丸の堀跡と土塁がある。

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    高徳寺の境内を抜けると、墓地の東側に本丸の堀跡と土塁がある。

  • 本丸の西側。

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    本丸の西側。

  • 写真奥に見える一本杉までが城館内となる。

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    写真奥に見える一本杉までが城館内となる。

  • 城館南側に残る土塁。

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    城館南側に残る土塁。

  • ⑦の土塁。高さは2mほどある。

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    ⑦の土塁。高さは2mほどある。