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高畠町

資福寺館

しふくじだて

土塁跡。

土塁跡。

城館の特徴/見どころ

2町四方の二重土塁をめぐらせた遺構の残る城館。かつて東北有数の名刹であり、17代伊達政宗が虎哉こさい和尚から学問を学んだ寺跡。

城館の歴史/伝承

資福寺は、弘安こうあん年中(1278~1287年) 長井ながい氏3代が、鎌倉建長寺けんちょうじの僧紹規じょうきを招じて建てた寺。後に伊達氏が資福寺を帰依寺、学問寺として保護した。伊達家の墓所でもあり、16代伊達輝宗てるむねと殉死した遠藤基信えんどうもとのぶ、9代政宗まさむね夫妻の4基がある。

別名 -
所在地 高畠町大字夏刈マップへ
史跡地指定 町指定
築城時期 鎌倉時代後期
築城者 長井時秀ながいときひで/城主:
探訪レベル A1(※)
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 高畠町商工観光課
0238-52-4482

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • 来迎寺阿弥陀三尊板碑

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    来迎寺阿弥陀三尊板碑。南元屋敷の東南方面にある寺にずっと立っていた。

  • 外堀の名残。

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    外堀の名残。

  • 大手口とされる付近。

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    大手口とされる付近。人が立つ道も外堀跡と考えられている。

  • かつての資福寺内、井戸がある方を見る。

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    かつての資福寺内、井戸がある方を見る。

  • 土塁跡。小さな社が祀られている。

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    土塁跡。小さな社が祀られている。

  • 9代伊達政宗、16代輝宗と重臣遠藤基信の墓所。

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    9代伊達政宗、16代輝宗と重臣遠藤基信の墓所。

  • 二重堀の内堀跡。

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    二重堀の内堀跡。幅1mにも満たない素掘りの形がそのまま残る。

  • 資福寺館を東から遠望する。

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    資福寺館を東から遠望する。中央の木の茂みがそれ。当時の風景を思わせる。