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高畠町

塩森館

しおのもりだて

城下の一番外側の土塁と水堀跡

城下の一番外側の土塁と水堀跡。塩森館の第1防御とされる。

城館の特徴/見どころ

山城と平地の居館跡、城下、寺社がまとまり中世の雰囲気が感じられる城館。雪が降ると麓から山城の曲輪群が縞模様で見える。

城館の歴史/伝承

敵勢の正面突破に対する3段構えを持つなど、戦術的な高畠の他の山城(砦)に見られない構造上の特徴がうかがわれる城館。高畑城に最も近い山城であり、その関わりも考えられる。城主の塩森しおのもり氏は、高畑城主小梁川こやながわ氏の一族で、後に伊達氏とともに岩出山いわでやまに去り、栗原くりはら郡若柳わかやなぎを領した。

別名 -
所在地 高畠町大字塩森字前田、雨包マップへ
史跡地指定 なし
築城時期 戦国期
築城者 不明/城主:塩森しおのもり
探訪レベル A2(※)
山城部分は通常登城不可
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 高畠町商工観光課
0238-52-4482

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • 居館(本丸)跡北側の平場が的場跡で、左側の窪地(水路)が水堀跡。

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    居館(本丸)跡北側の平場が的場跡で、左側の窪地(水路)が水堀跡。

  • メイン写真の東側に、第1防御の水堀跡が池として残っている。土塁の高まりも。

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    メイン写真の東側に、第1防御の水堀跡が池として残っている。土塁の高まりも。

  • 城下の上部。城下のメインストリートの正面に山城がそびえる。

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    城下の上部。城下のメインストリートの正面に山城がそびえる。

  • 城下の中心部。

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    城下の中心部。すぐ右手に居館(本丸)あり、当時の城下の様子がありありと感じられる。

  • 略測図と現地地形から想像するに、ここが山城への登城口虎口と思える。

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    略測図と現地地形から想像するに、ここが山城への登城口(虎口)と思える。

  • ⑤から振りると、眼下に城下を一望できる。

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    ⑤から振りると、眼下に城下を一望できる。

  • 白幡神社からる山城。左の尾根峯は、亀岡文殊へと続く。

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    白幡神社から見る山城。左の尾根(峯)は、亀岡文殊へと続く。

  • 白幡神社から眺める塩森館全貌。右に城下本丸 、左に山城。

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    白幡神社から眺める塩森館全貌。右に城下(本丸)、左に山城。