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南陽市
岩部山館
いわぶやまだて
天狗岩から南方向の絶景。岩部山館は右の尾根沿いに続き、正面奥に虚空蔵山館。
城館の特徴／見どころ
連続虎口や枡形、石塁など多様な遺構が残る、伊達氏の築城技術の粋を集めた城館。
城館の歴史／伝承
残存する多様な遺構から、非常に防御性の高い城館であったと思われ、米沢の17代伊達政宗と山形の最上義光の時代では、伊達氏の最前線城館の一つとして特に重要な拠点であったと考えられる。
| 別名 | 月見館、岩部山城、月見ヶ城、中山要害 |
|---|---|
| 所在地 | 南陽市小岩沢字岩部山ほかマップへ |
| 史跡地指定 | なし |
| 築城時期 | 不明（最終的には戦国末期か） |
| 築城者 | 不明/城主：不明 |
| 探訪レベル | B2（※） |
| 探訪適期 | 積雪時除く4～11月 |
| お問い合わせ | 南陽市観光協会 0238-40-2002 |
（※）探訪レベルについて
略測図：山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載
縄張図凡例
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1
岩部山三十三観音入口。岩部山館もここから入る。車での進入可。
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2
岩部山三十三観音駐車場。約5~6台の駐車可能。冬期はトイレは閉鎖。
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3
三十一番、三十二番の分かれ道を三十一番のほうへ進む。
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4
天狗岩の手前、観音山道(参道)中、唯一の鎖場。
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5
山頂(本丸)が近づくにつれ、帯曲輪・土塁が連続して現れる。
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6
虎口も複雑に連続し、敵の侵入に対する徹底した防御が取られている。
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7
土塁、帯曲輪の連続を下から見上げる。虎口、堀切、堅堀も随所に見られる。
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8
主郭部分の北西端にある平場。兵たちの駐屯地だったと言われる。