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長井市

横沢山館

よこさわやまだて

置賜三十三観音32番札所である森観音の観音堂

置賜三十三観音32番札所である森観音の観音堂。主郭の中心部だったとされる。

城館の特徴/見どころ

横沢山の中腹、南西角に位置し、最上川東岸沿いの街道を一望することができる。館跡西側には高さ3~4mの土塁が残り、南側には2段にわたる曲輪と堅堀状の溝が外敵に備える城館の構えを見せる。

城館の歴史/伝承

築城主にかかる記録は不明だが、全体の構造から戦国期の築城と考えられる。県道を挟んだ地点には亀ケ森かめがもり砦という小規模な館跡が位置しており、横沢山館とともに最上川東岸の防御を担っていた可能性がある。館跡範囲内からは縄文時代に関する資料も発見されている。

別名 -
所在地 長井市森地内マップへ
史跡地指定 なし
築城時期 中世後半戦国期
築城者 不明/城主:不明
探訪レベル A2(※)
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 長井市観光文化交流課
0238-84-2111

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

縄張図:長井市教育委員会「市内遺跡発掘調査報告書(25)」(平成29年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • 城館の東南角にあるお堂。

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    城館の東南角にあるお堂。三段の曲輪の最下段にある。

  • 東南三曲輪の最上段の外観。

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    東南三曲輪の最上段の外観。土の盛り上がりが確認できる。

  • 参道の石段を登り切った場所から見る観音堂側。

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    参道の石段を登り切った場所から見る観音堂側。ここから城館の主郭部分。

  • 主郭の南側に設けられた曲輪。

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    主郭の南側に設けられた曲輪。奥に見えるのが西側の土塁。

  • 西側に築かれた土塁の上部。

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    西側に築かれた土塁の上部。国道側の写真の右は切り立った崖で、防御力が高い。

  • 西側土塁から西方向を見る。

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    西側土塁から西方向を見る。木立の隙間から亀ヶ森砦が顔をのぞかせる。

  • 西側土塁の先の道の奥には、板碑がある。

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    西側土塁の先の道の奥には、板碑がある。

  • 城館の外周部。以前はここが旧街道だったそう。

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    城館の外周部。以前はここが旧街道だったそう。