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長井市

時庭館

ときにわだて

時庭館が残る正法寺の正門

時庭館が残る正法寺の正門。右側に駐車場がある。

城館の特徴/見どころ

土塁の上に登れば城館の遺構を見ることができる。高さ7mにもなる土塁は見ごたえあり。

城館の歴史/伝承

館主安久津あくつ氏は伊達家米沢御譜代ごふだいと称しているため、8代伊達宗遠むねとおが置賜を攻略し、全地域を掌握した1384年を少々下った時代に時庭館が築かれたものと考えられる。

別名 -
所在地 長井市大字時庭字波化マップへ
史跡地指定 なし
築城時期 室町後期
築城者 安久津修理助あくつしゅりのすけの祖/城主:不明
探訪レベル A2(※)
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 長井市観光文化交流課
0238-84-2111

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • 正法寺への入口

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    正法寺への入口。この辺りも時庭館の一部だったとされる。

  • 西側土塁の南端。

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    西側土塁の南端。

  • 西側土塁脇の道路は堀を埋め立てたもの。かつては水路として残っていた。

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    西側土塁脇の道路は堀を埋め立てたもの。かつては水路として残っていた。

  • 西側道路の南端には、土塁上に祀られた虚空蔵尊の石柱と石段が設けられている。

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    西側道路の南端には、土塁上に祀られた虚空蔵尊の石柱と石段が設けられている。

  • 西側土塁の上部。

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    西側土塁の上部。

  • 西側土塁の切れ目部分。搦め手とされる。

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    西側土塁の切れ目部分。搦め手とされる。

  • 城館全体が周囲より高くなっていることがよくわかる。

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    城館全体が周囲より高くなっていることがよくわかる。

  • 正法寺東端の駐車場脇に流れる水路。堀跡のようにも見える。

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    正法寺東端の駐車場脇に流れる水路。堀跡のようにも見える。