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米沢市

早坂山館

はやさかやまだて

早坂山展望所

主郭から見た北側の眺望。登山客向けには「早坂山展望所」となっている。

城館の特徴/見どころ

鷺城と同時期に機能していた山城か。斜面にテラス状の帯曲輪を多数配置し、防御性を高めている。山頂の曲輪から見渡せる景色も良好。

城館の歴史/伝承

史料には登場しない城館であるが、鷺城の北側に位置する尾根筋を利用した山城で、同時期または鷺城に先行する城館との指摘がある。頂上から米沢市内や飯豊連峰を望むことができる。

別名 -
所在地 米沢市万世町桑山地内マップへ
史跡地指定 なし
築城時期 南北朝~戦国期か
築城者 不明/不明
探訪レベル B1(※)
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 米沢市観光課
0238-22-5111

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • 駐車場

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    3~4台駐車可能な駐車場。「早坂山口 山頂55分」の立て看板あり。この先はしばらく一本道。

  • 杉林に入る手前に「早坂山口 西入り分岐牛首頭へ15分」の立て看板あり

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    杉林に入る手前に「早坂山口 西入り分岐牛首頭へ15分」の立て看板あり。

  • 上の尾根が牛首頭。急斜面だが登山道として階段状に道が整備されている。

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    上の尾根が牛首頭。急斜面だが登山道として階段状に道が整備されている。

  • 牛首頭から尾根を山頂(主郭)方向に進む。ここ先はしばらく急斜面となり、手綱用のトラロープが設置されている。

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    牛首頭から尾根を山頂(主郭)方向に進む。ここ先はしばらく急斜面となり、手綱用のトラロープが設置されている。

  • 尾根を進んでいくと、斜面にテラス状の帯曲輪が段々と重なり合うような構えが見られる。

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    尾根を進んでいくと、斜面にテラス状の帯曲輪が段々と重なり合うような構えが見られる。

  • 早坂山館の主郭

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    早坂山館の主郭。

  • 主郭の東側には三角点がある。

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    主郭の東側には三角点がある。

  • 三角点をさらに東に進むと堀切がある。

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    三角点をさらに東に進むと堀切がある。この縄張図には無いが、この先にも郭や堀切がある。