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米沢市
鷺城
さぎじょう
主郭西側の郭の西端部にある巨大な堀切。規模の大きさは圧巻。
城館の特徴／見どころ
置賜地方屈指の巧みな縄張を堪能できる伊達氏家臣の平山城。巨大な堀切や馬出状の曲輪など、侵入する敵を迎え撃つ遺構が各所に配置されている。
城館の歴史／伝承
江戸時代後期に編纂された「米沢地名選」によると、伊達氏家臣の大津土佐守や小(子)梁川泥幡の城館とされる。また、周辺に「根小屋」の字名も残り、居住空間があったと考えられる。
| 別名 | 土肥館、戸板山館、土肥單館、鷺ヶ城 |
|---|---|
| 所在地 | 米沢市万世町桑山・大字三沢地内マップへ |
| 史跡地指定 | なし |
| 築城時期 | 戦国期 |
| 築城者 | 土肥備中守か/城主：大津土佐守 土肥多備中守 小(子)梁川泥幡 |
| 探訪レベル | C1（※） |
| 探訪適期 | 4、5月と10、11月（春先晩秋） |
| お問い合わせ | 米沢市観光課 0238-22-5111 |
（※）探訪レベルについて
略測図：山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載
縄張図凡例
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1
ビッキ石山公園「眺望いこいの広場」駐車場から徒歩で城館の北側入口を進む。
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2
山城へ近づくと次第に帯曲輪などの遺構が明瞭になってくる。
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3
西側の曲輪から堀切を見下ろす。
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4
西側の曲輪から正面の高まり（主郭）を望む。
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5
西側の曲輪から主郭を目指す途中に現れる枡形状の虎口。
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6
東西約46m、南北約27mの主郭。
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7
主郭東側の馬出状郭。三方の敵を攻撃できる。
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8
主郭東側の堀底道。しばらく進むと南側の入口に繋がる。