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高畠町

高畑城

たかばたけじょう

史跡 高畑城堀跡

堀跡の傍らに建つ石碑「史跡 高畑城堀跡」。

城館の特徴/見どころ

長井ながい氏を滅ぼした8代伊達宗遠むねとおと9代政宗が置賜の拠点として修築した城館といわれる。

城館の歴史/伝承

承安しょうあん年間(1171~1175年) 藤原秀衛ふじわらのひでひらのいとこ樋爪五郎季衡ひづめごろうすえひらの築城と伝えられる。東西約300m、南北約200mの、西方が半円形をなしたつり鐘に似た形をしており、別名を鐘ヶ城かねがじょうと呼ばれている。

別名 屋代城やしろじょう鐘ヶ城かねがじょう
所在地 高畠町大字高畠字古城ノ内マップへ
史跡地指定 町指定
築城時期 平安時代末、城としての最終形状は江戸時代
築城者 樋爪五郎季衡ひづめごろうすえひら(伝承)/城主:小梁川盛宗こやながわもりむねほか
探訪レベル A2(※)
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 高畠町商工観光課
0238-52-4482

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例
  • 堀跡の様子

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    かつての城内に佇んだ視点での堀跡の様子。

  • 堀跡

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    現在の堀跡(水路)は幅約5mほど。往時はもっと幅が広かった可能性がある。

  • 釣鐘形の堀跡に沿ってカーブした小路

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    釣鐘形の堀跡に沿ってカーブした小路。

  • 釣鐘形の堀跡に沿ってカーブした小路

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    釣鐘形の堀跡に沿ってカーブした小路。かつての堀の上を歩くのは感慨深い。

  • 釣鐘形の堀跡に沿ってカーブした小路

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    釣鐘形の堀跡に沿ってカーブした小路。釣鐘の曲線部分を過ぎると大手口跡の前に出る。

  • 高畠小学校の以前の通用門

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    高畠小学校の以前の通用門。城館の大手口と考えられる。

  • 城館跡北側にある大きな段差

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    城館跡北側にある大きな段差。城館が高台に建てられたことを今も示している。

  • 城館跡(高畠小学校)東側

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    城館跡(高畠小学校)東側。左手にはお屋敷があったとされる。