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南陽市

宮沢城

みやざわじょう

本丸「宮沢城址」の標柱

本丸「宮沢城址」の標柱。左手に二色根館を望む。

城館の特徴/見どころ

熊野大社の裏に位置し、城を攻めるには大社に弓を引く形になり心理的負担を強いる。周囲を北館きただて南館みなみだて慶海山館けいかいさんだてといった城館群に囲まれる。

城館の歴史/伝承

城主は伊達家家臣、大津おおつ氏。上杉領となり1598年3月に尾崎おざき重誉しげたかが城主となるが、9月に破却、後任の色部いろべ氏は北東の金山城かねやまじょうに入った。

別名 三桜城みざくらじょう宮内館みやうちだて
所在地 南陽市宮内字疱瘡神堂他マップへ
史跡地指定 なし
築城時期 南北朝時代と推定
築城者 不明/城主:大津美作守おおつみまさかのかみ土佐守とさのかみ大津郷次おおつさとつぐ尾崎重誉おざきしげたか
探訪レベル A3(※)
探訪適期 積雪時除く4~11月
お問い合わせ 南陽市観光協会
0238-40-2002

(※)探訪レベルについて

探訪レベルについて 探訪レベルについて
概略図

略測図:山形県教育委員会「山形県中世城館遺跡調査報告書 第1集(置賜地域)」(平成7年刊)より一部転載

縄張図凡例

縄張図・略測図凡例
縄張図・略測図凡例

復元イラスト

  • 宮沢城・大手口

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    宮沢城・大手口。緩やかな登城道が現在も明確に残っている。

  • 大手口から二の郭(二の丸/南丸)へ通じる土橋

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    大手口から二の郭(二の丸/南丸)へ通じる土橋。奥の土塁の高まりは二の郭。

  • 二の郭から本丸を遠望

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    二の郭から本丸を遠望する。

  • 二の郭、三の郭の間の空堀

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    二の郭、三の郭の間の空堀。

  • 本丸へ通じる道の途中

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    本丸へ通じる道の途中。

  • 本丸西側(四の郭西側)の水堀跡

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    本丸西側(四の郭西側)の水堀跡。築土手の険しい切岸。

  • 搦め手

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    搦め手(城の裏門、敵の背後を攻めるための出入り口)

  • 妹背の松

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    宮沢城から徒歩5分で双松公園(慶海山館跡)。裏手(北側)には県指定天然記念物「妹背の松」。