:戦国観光やまがた情報局|山形おきたま観光協議会

戦国観光やまがた情報局

米沢上杉まつり
令和8年4月29日(水)〜5月3日(日)開催!

幻想と興奮
現代に甦る上杉絵巻

2026年 イベントスケジュール

  • 4/29(水)
    開幕祭/伝国の杜周辺
    8:30〜 オープニングセレモニー
    9:00〜 ステージイベント
    10:00〜 上杉神社例大祭
    11:15〜 民踊流し(伝統の新花笠音頭・花笠音頭の交互パレード)
    12:40〜17:30 ステージイベント
  • まつりの開幕を飾る祭典(ステージイベント・民踊流し)
    ★謙信公の命日であるこの日、800名もの踊り手らが色とりどりの
     衣装に身を包み、様々な踊りを奉納します。
     
  • 4/30(木)
    10:00〜 松岬神社例大祭
    松岬神社の祭神には、上杉鷹山・上杉景勝と景勝の重臣直江兼続、鷹山の師細井平洲、鷹山を補佐した竹俣當綱・莅戸善政が配祀されています。
  • 4.30(木)・5.1(金)
     武将隊と上杉太鼓 魂の響演
     やまがた愛の武将隊と上杉太鼓民謡一家によるステージイベント
  • 5/2(土)
    16:15〜 武?式軍団行列 【上杉家廟所→上杉神社】
    16:30〜 奉納古武道ステージ/伝国の杜前広場特設ステージ
    17:30〜 やまがた愛の武将隊ステージ/伝国の杜前広場特設ステージ
    18:30〜 武?式/伝国の杜前広場
     戦勝祈願、上杉謙信出陣の儀式です。
  • ★謙信公は生涯において、自ら先陣に立って戦っていました。
     その出陣の度に武てい式と称する儀式を行い、
     神仏に戦勝を祈りました。その武てい式をここで再現し、
     詰めかけた観客をしばし戦国の世へ誘います。
  • 5/3(日)
    9:30〜 みこし渡御/スタート場所未定
     上杉神社おみこし・市内小学校鼓笛隊が練り歩きます。
    10:20〜 上杉軍団行列/興譲小学校前スタート
     川中島へいざ出陣!武者行列が威風堂々と市内を練り歩きます。

    14:00〜 川中島合戦/松川河川敷
     上杉・武田の激突!戦国史上最大の死闘を再現します。

関連催事及び協賛事業

4月28日(火) 御堀端史跡合同例大祭
       10:00〜 餐霞館趾前
        夕方 米沢の民謡奉納

4月29日(水) 上杉神社例大祭
       米沢の四季の太鼓 

4月30日(木) 松岬神社例大祭
       献華祭 
       10:00〜 上杉神社
          
5月1日(金) 鯉供養祭
       14:00〜 上杉神社神池前    
  
5月2日(土) 献茶祭
       11:00〜 上杉神社

4月29日(水)〜5月3日(日)生け花展示 伝国の杜前

詳しくはホームページをご覧ください。
こちらhttps://uesugi.yonezawa-matsuri.jp/



川中島合戦桟敷席
受付開始4月1日 午前9時〜
川中島合戦 一席3,000円(お土産付き)
インターネット「楽天チケット」のみでの受付となります。

お問い合せ:米沢上杉まつり実行委員会
TEL.0238-22-9607
[ホームページアドレス] http://uesugi.yonezawa-matsuri.jp/


2026/04/23 16:30:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会

令和8年度 米沢上杉まつり 川中島合戦桟敷席販売について

上杉まつりのメインイベントである5月3日の川中島合戦をゆったりと御覧いただけるよう、有料桟敷席をご用意しております。席取りをすることなく、ゆっくり会場に入れますので、じっくり市内観光や行列を見学した後、川中島合戦会場へいらしていただけます。

 上杉謙信と武田信玄の一騎打ち、上杉の雷筒と恐れられた火縄銃の号砲、総勢800名の武将が入り乱れる合戦は圧巻の迫力です。是非お誘いあわせの上、米沢上杉まつりをご堪能下さい。
 

日時 2026年5月3日(日)14:00〜15:30
場所 山形県米沢市松川河川敷 川中島合戦会場
購入方法 
前売券 税込3,000円/席(お土産・ドリンク付き)
川中島桟敷席の前売券については、【楽天チケット】のみにて販売します。
    注):前売券の購入には【楽天ID】の取得が必要となります。
    注):【楽天ID】をお持ちでない方は、下記の要領に従って取得してください。
     https://www.rakuten.co.jp/myrakuten/help/

   ・川中島合戦桟敷席の前売り券申し込み専用サイトからお申し込みください。
     https://ticket.rakuten.co.jp/event/rty40r8/


桟敷席概要について

・川中島合戦会場中央部の階段上に設置いたします。(約920席程度設置予定)

・席の前後、横幅は約70�冂�度 ・上杉軍武田軍両陣営部分に席を設けますのでご希望の

場所を選択いただけます。

・小さいお子様は親御様の膝の上でご観覧いただけます。(無料)  

(周囲の観覧者の視界の妨げになる場合はご購入をお願いしております)

・車いすで観覧ご希望の方は上杉まつり実行委員会までお問い合わせください。

・座席はエリアに分かれていますので、ご希望の観覧エリアをお選び下さい。 エリア内の席を

指定することはできません。

・前売り券はコンビニにてお客様ご自身で発券し当日ご持参ください。

 注):チケットの再発行 未取得には対応できかねますのでご注意ください。

 

販売期間 令和8年4月1日(水)午前9:00から

         5月1日(金)午前9:00まで
       ※受付は先着順となります。
       ※満席になり次第販売を終了いたします。

当日券の販売について

当 日 券 税込3,500円(お土産・ドリンク付き)
       ※約130席当日券を販売いたします。

販売期間 令和8年5月3日(日)午前10:00から

販売場所 川中島合戦会場桟敷席受付所(米沢市松川河川敷)

      http://uesugi.yonezawa-matsuri.jp/h26_matsuri/#menu_access

注意事項
・前売券、当日券をご購入されたお客様は午後1時まで受付を済ませていただきますよう
 お願いいたします。

・前売券又は当日券は�.�ッションシート�▲侫Дぅ好織�ル��オリジナル保冷剤�ぅ疋螢鵐�と引換を行いますので、皆様揃ってご来場ください。
・前売券又は当日券に付くお土産は、昨年まで座布団クッションとなっておりましたが、今年はオリジナルの折り畳みクッションシートです。

・雨天決行(荒天中止)
・当日の悪天候、災害等で中止となってしまった場合や、お支払い後のキャンセルの場合等、基本的に料金お支払い後の返金の対応は致しかねますので、予めご了承願います。代わりに桟敷席申込者限定のお土産を発送させていただきます。

問合せ先  米沢観光コンベンション協会 TEL0238-21-6226

 
 

2026/04/23 16:30:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会

令和8年度 米沢上杉まつり 川中島合戦桟敷席販売について

上杉まつりのメインイベントである5月3日の川中島合戦をゆったりと御覧いただけるよう、有料桟敷席をご用意しております。席取りをすることなく、ゆっくり会場に入れますので、じっくり市内観光や行列を見学した後、川中島合戦会場へいらしていただけます。

 上杉謙信と武田信玄の一騎打ち、上杉の雷筒と恐れられた火縄銃の号砲、総勢800名の武将が入り乱れる合戦は圧巻の迫力です。是非お誘いあわせの上、米沢上杉まつりをご堪能下さい。
 

日時 2026年5月3日(日)14:00〜15:30
場所 山形県米沢市松川河川敷 川中島合戦会場
購入方法 
前売券 税込3,000円/席(お土産・ドリンク付き)
川中島桟敷席の前売券については、【楽天チケット】のみにて販売します。
    注):前売券の購入には【楽天ID】の取得が必要となります。
    注):【楽天ID】をお持ちでない方は、下記の要領に従って取得してください。
     https://www.rakuten.co.jp/myrakuten/help/

   ・川中島合戦桟敷席の前売り券申し込み専用サイトからお申し込みください。
     https://ticket.rakuten.co.jp/event/rty40r8/


桟敷席概要について

・川中島合戦会場中央部の階段上に設置いたします。(約920席程度設置予定)

・席の前後、横幅は約70�冂�度 ・上杉軍武田軍両陣営部分に席を設けますのでご希望の

場所を選択いただけます。

・小さいお子様は親御様の膝の上でご観覧いただけます。(無料)  

(周囲の観覧者の視界の妨げになる場合はご購入をお願いしております)

・車いすで観覧ご希望の方は上杉まつり実行委員会までお問い合わせください。

・座席はエリアに分かれていますので、ご希望の観覧エリアをお選び下さい。 エリア内の席を

指定することはできません。

・前売り券はコンビニにてお客様ご自身で発券し当日ご持参ください。

 注):チケットの再発行 未取得には対応できかねますのでご注意ください。

 

販売期間 令和8年4月1日(水)午前9:00から

         5月1日(金)午前9:00まで
       ※受付は先着順となります。
       ※満席になり次第販売を終了いたします。

当日券の販売について

当 日 券 税込3,500円(お土産・ドリンク付き)
       ※約130席当日券を販売いたします。

販売期間 令和8年5月3日(日)午前10:00から

販売場所 川中島合戦会場桟敷席受付所(米沢市松川河川敷)

      http://uesugi.yonezawa-matsuri.jp/h26_matsuri/#menu_access

注意事項
・前売券、当日券をご購入されたお客様は午後1時まで受付を済ませていただきますよう
 お願いいたします。

・前売券又は当日券は�.�ッションシート�▲侫Дぅ好織�ル��オリジナル保冷剤�ぅ疋螢鵐�と引換を行いますので、皆様揃ってご来場ください。
・前売券又は当日券に付くお土産は、昨年まで座布団クッションとなっておりましたが、今年はオリジナルの折り畳みクッションシートです。

・雨天決行(荒天中止)
・当日の悪天候、災害等で中止となってしまった場合や、お支払い後のキャンセルの場合等、基本的に料金お支払い後の返金の対応は致しかねますので、予めご了承願います。代わりに桟敷席申込者限定のお土産を発送させていただきます。

問合せ先  米沢観光コンベンション協会 TEL0238-21-6226

 
 

2026/04/23 16:30:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会

 2026年度の上杉文華館は「西からの手紙」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼 しょさつれい といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書も作られました。そこ には差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることもできます。

 2023年度コレクション展および2025年度上杉文華館では戦国時代の上杉氏に主に東国の領主から送られた書状を、2025年度コレクション展では上杉謙信や景勝、その 家臣らが発給した書状について、書札礼や使用された料紙などについて検討し、展示しました。

 2026年度の上杉文華館では、戦国時代に京都やその周辺、中国地方など、越後より西の地域の大名や領主から長尾上杉氏に送られた書状を対象に、書札礼や使用された 紙などについて検討し、展示していきます。東国の領主や上杉氏との相違なども意識しながら、その特徴などを明らかにしていきます。

 

第2回《室町幕府将軍(2)足利義輝》

 

 【展示期間】4月23日(木)〜5月26日(火)

 

  展示目録はこちら

 

 第2回目は、室町幕府13代将軍足利義輝 よしてる (在位天文 てんぶん 15年・1546〜永禄 えいろく 8年・1565)と、その側近大館晴光 おおだちはるみつ の文書をとりあげ、料紙の使われ方や書き方を紹介します。

 重要な内容を持つ将軍の御内書は、楮を原料とした高級紙檀紙 だ ん し の竪紙 たてがみ (漉いたままの大きさの紙の形)を本紙・礼紙 ら い し の二枚組で使用することが原則でした。しかし、 12代将軍足利義晴 よしはる の時代に雁皮 が ん ぴ を原料とする斐紙 ひ し を横切紙 よこきりかみ (竪紙を横に切った横長の形)の形態で用いるように変化したと「上杉家文書」の分析から指摘されています。 このような使用法は13代将軍義輝に継承されました。そして、義輝は通達目的の御内書に二枚組の檀紙の竪紙の料紙を使ったとみられます。

 御内書には側近の副状 そえじょう が添付されました。それは本状である御内書と同じ原料の紙を同じ形態で使用することが原則であったとみられます。また、側近が副状ではない 書状を一緒に送ることもありました。この場合は独立の書状であることを示すために、戦国期の外交文書の基本であった斐紙の横切紙を用いたとみられます。このような 選択は、書状の書き方とともに、義晴に仕えた父大館常興 じょうこう から子晴光に継承されていたとみられます。

 

▼ コレクショントーク

 日時:5月10日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和8年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2026/04/23 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

皆様のご支援(クラウドファンディング)による修理が完了し、
4月18日(土)〜5月17日(日) 企画展示室にて、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本をお披露目展示致します。

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったとされるもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※開館25周年記念特別展「上杉謙信と川中島合戦」のチケットでご覧いただけます。

展覧会詳細はこちら

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2026/04/06 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

4月18日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。

 

開館25周年記念特別展「上杉謙信と川中島合戦」

 

 上杉謙信(1530〜1578)と武田信玄(1521〜1573)といえば、北信濃の領有をめぐって争った川中島での激闘が特によく知られています。いわゆる「川中島合戦」は、軍記物語などの読み物を通して後世にも語り継がれるほど著名な歴史的事象として、今もなお多くの人々の興味を惹きつけています。
 この合戦は、信玄の信濃侵攻を受けて、信濃の諸将が謙信に助力を求めたことに端を発します。天文22年(1553)から始まるこの戦いは、10年以上にわたって争いを繰り返し、戦国時代の中でも大変に有名な合戦となりました。なかでも永禄4年(1561)の戦いは一番の激戦であり 、謙信と信玄の一騎打ちが行われたと伝わっています。これまで多くの場合、5回の合戦で捉えられてきた川中島合戦ですが、近年では研究の進展によって、それ以上の衝突が指摘されています。今回の展示では、北信濃における対立の全容を提示するほか、それが派生して展開した越中(富山県)や西上野(群馬県西部)の動向にも注目し、その全体像を取り上げます。
 本展覧会では、謙信を取り巻く諸勢力にも目配りしながら、一進一退の攻防を繰り広げた謙信と信玄の戦いの様相を紹介します。開館25周年を記念して、上杉家の家祖・謙信の事績を改めて見つめ直す機会となれば幸いです。

☆展示公式図録(A4版、120ページ)を刊行予定!

 

【会期】前期:4月18日(土)〜5月17日(日)

    後期:5月23日(土)〜6月21日(日)

     ※展示替え:5月18日(月)〜5月22日(金)

 

【休館日】4月22日(水)、5月27日(水)

 

【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般800円(640円)/高大生500円(400円)/小中生300円(240円)

    ※( )は20名以上の団体料金

    ※常設展とのセットのみ販売

 

■ギャラリートーク  担当学芸員による展示解説 ※申込不要

 日   時 : 【前期】4月18日(土)、5月9日(土)

         【後期】5月23日(土)、6月13日(土)

         いずれも14:00〜

 会   場 : 上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

    参 加 費 : 特別展入館料

 担   当 : 池野 理(当館学芸員)

 

■講演会  ※4月15日(水)9:00より申込受付開始

「検証 川中島の戦い―新出史料から見るいくつかの論点―」

 日   時 : 5月30日(土) 14:00〜16:00

 会   場 : 伝国の杜 2階大会議室

 定   員 : 80名(先着)

 参 加 費 : 無料

 講   師 : 村石 正行 氏(長野県立歴史館学芸員・総合情報課長)

  お申し込みは 申込TEL:0238-26-8001
         申込Mail:welcome@denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp
   ※メールでお申込みの際は、聴講される方全員の【名前、電話番号】を明記してください。

 

 

特別展の主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2026/04/06 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

 2026年度の上杉文華館は「西からの手紙」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼 しょさつれい といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書も作られました。そこ には差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることもできます。

 2023年度コレクション展および2025年度上杉文華館では戦国時代の上杉氏に主に東国の領主から送られた書状を、2025年度コレクション展では上杉謙信や景勝、その 家臣らが発給した書状について、書札礼や使用された料紙などについて検討し、展示しました。

 2026年度の上杉文華館では、戦国時代に京都やその周辺、中国地方など、越後より西の地域の大名や領主から長尾上杉氏に送られた書状を対象に、書札礼や使用された 紙などについて検討し、展示していきます。東国の領主や上杉氏との相違なども意識しながら、その特徴などを明らかにしていきます。

 

第1回《室町幕府将軍(1)足利義晴》

 

 【展示期間】3月31日(火)〜4月21日(火)

 

  展示目録はこちら

 

 第1回目は、室町幕府12代将軍足利義晴(在位大永元年・1521〜天文15年・1546)と、その側近大館常興の文書をとりあげ、幕府からの文書の書き方や、料紙の使わ れ方を紹介します。

 室町幕府将軍の書状は、敬意をこめて御内書といわれました。御内書には副状といわれる側近や重臣の書状が添付されたり、御内書の命令によって側近らが書状を発給し たりしました。義晴からの御内書は、長尾為景(上杉謙信父)とその息子晴景宛のものが「上杉家文書」には伝わり、それに関わる副状などは、大永年間(〜1528)まで は伊勢貞忠 い せ さ だ た だ が、享禄年間(1528〜)以降は大館常興が発給していました。

 また、常興は副状か、御内書に基づく命令を伝達する書状かで料紙の使い方を変えていたとみられます。これもあわせてみていきます。

 

▼ コレクショントーク

 日時:4月5日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和8年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2026/03/31 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

 2025年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。

 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。

 2025年度はこの解明に取り組んでいきます。

 

第12回《山内殿の終焉》

 

 【展示期間】2月25日(水)〜3月29日(日)

 

  展示目録はこちら

 

 「山内殿」という宛名表記は、現在確認できる書状では、天正てんしょう一四年(一五八六)四月が最後です。現在残されている文書の数は、実際にやりとりされた数に比べればわずかですので、これが最後であったと確定することできません。しかし、この後、関東の領主から上杉景勝に宛てた書状がみられなくなります。ゼロにはならなくとも大幅に減少したことが想定されます。そして、天正一四年は豊臣政権の関東支配の大きな画期の一つとなった年でした。

 それは六月の景勝、一〇月の徳川家康の豊臣秀吉への臣従でした。以前から両者ともに秀吉の関東支配実現に重要な位置にいましたが、家康との関係が安定しない中、先行して従った景勝に北条氏を含めた関東の諸領主との交渉役(取次とりつぎ)が委ねられ、次いで臣従した家康が改めてその交渉役に位置付けられました。これによって景勝の取次の地位は後退した、あるいは継続したと両極の評価があり、また軍事力行使を主体とする役割に転換したといった評価も出されています。

 このような評価の是非を今は判断できませんが、景勝の関東に対する軍事力も秀吉の指揮に基づいて発動されることになりました。この景勝の立場は、関東の領主との直接の通信によって活動していた時代とは大きく異なっています。このような中で景勝と関東の諸領主との通信は大きく変容したことが想起されます。そして、臣従後、たとえ「山内殿」表記の景勝宛書状があったとしても、それは関東管領に淵源えんげんを持った「山内殿」とは異なる存在であったと言わざるを得ません。秀吉への臣従は「山内殿」の終焉でした。

 

▼ コレクショントーク

 日時:3月1日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和7年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2026/02/25 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

2025年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。

 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。

2025年度はこの解明に取り組んでいきます。

 

第11回《大名家の事情�后�主人と家臣》

 

 【展示期間】1月27日(火)〜2月23日(月祝)

 

  展示目録はこちら

 

 第11回目は、一向宗 いっこうしゅう 寺院および伊達氏に着目します。ともに「山内殿」の宛名表記は用いませんが、その書札礼からそれぞれの階層性をみていきます。 越中 えっちゅう (富山県)の一向宗寺院である勝興寺 しょうこうじ と瑞泉寺 ずいせんじ は、上杉謙信が天正5年(1577)に文字の手本として書いたとされる「上杉家家中名字尽 うえすぎけかちゅうみょうじづくし 」(上杉家文書)にその寺号 じ ご う が記され、その当時謙信に従属していたことが分かります。それぞれの住職から謙信あるいは景勝に対する書状の書札礼には、違いがあり、勝興寺よりも瑞泉寺が厚礼 こうれい でした。ここに両者の間に格差があったことが分かります。  また伊達氏は「上杉殿」と宛名を記し、上杉氏に対して対等の関係を主張していました。また、近臣の片倉景綱 かたくらかげつな は、小路名 こ う じ な 「府内 ふ な い 」を宛名としました。譜代家臣の場合、 上杉氏当主に直接宛てられる大名家(武田)と、その近臣宛に報告を要請する披露状 ひろうじょう しか出せない大名家(蘆名 あ し な ・北条ら)とに区別されますが、伊達氏は前者であったとみ られます。伊達氏と武田氏は関東の書札礼秩序の外にあった大名であったことが注目されますが、関東の秩序に則っていた佐竹氏もその可能性があり、共通する性格を明ら かにするにはまだ検討が必要です。

 

▼ コレクショントーク

 日時:2月1日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和7年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2026/01/27 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

2月14日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。

 

 

国宝「上杉家文書」の世界8 「上杉氏からの手紙 謙信・景勝・家臣たち」

 

 米沢藩上杉家に伝来した「上杉家文書」(米沢市上杉博物館蔵)は、家の由緒を証するものとして、何よりも大事に伝えられてきました。平成元年(1989)、米沢市に寄贈され、平成13年に国宝指定されました。鎌倉時代から明治・大正時代に至る2,000点余に及ぶ古文書は、その充実した内容はもとより、やりとりされた当時のままの姿で伝えられているものが非常に多く含まれていることが高く評価された結果でした。それは、 文書がどのように扱われたのかという事実を理解するとともに、料紙の持つ意味を考える素材としての評価でした。
 この展覧会では、戦国時代から江戸時代初めにかけて、上杉謙信や景勝、家臣たちが出した書状について、国宝「上杉家文書」を中心とした館蔵資料から書き方や、使われた紙の形や質などに着目して、その特徴を考えていきます。果たして、どのよう特徴が出てくるのでしょうか?

 

【会期】2月14日(土)〜3月15日(日)

  

【休館日】2月16日(月)、24日(月)、3月2日(月)、9日(月)

 

【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般500円(400円)/高大生300円(240円)/小中生200円(160円)

    ※( )は20名以上の団体料金

    ※常設展とのセットのみ販売

 

【ギャラリートーク】担当学芸員による展示解説 ※申込不要

 日   時 : 2月14日(土)、3月14日(土)

         いずれも14:00〜

 会   場 : 上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

    参 加 費 : 特別展入館料

 担   当 : 阿部 哲人(当館学芸員)

 

特別展の主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2026/01/16 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

2025年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。

 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。

2025年度はこの解明に取り組んでいきます。

 

第10回《大名家の事情��…葦名氏》

 

 【展示期間】12月23日(火)〜1月25日(日)

 

  展示目録はこちら

 

 第10回目は会津の蘆名氏をとりあげます。蘆名氏では立場に応じて、上杉謙信・景勝に宛てた書状の宛所表記に違いがありました。当主および元当主は「山内殿」もしくは「上杉殿」に脇付わきづけ、一門は小路名こうじなである「春日山」に脇付、譜代ふだい家臣は謙信や景勝の重臣に宛てて伝達を求める披露状ひろうじょう、従属する国衆くにしゅう(外様とざま)は小路名「越府えっぷ」を使用しました。 その違いは、関東における書札礼しょさつれいの影響を強く受けていることが指摘できます。また、大名(当主)との関係の相違、すなわち一門・譜代・国衆(外様)という立場と明確に対応した書札礼の区分は、蘆名氏の大名権力の特徴と考えられ、強力な当主権力のもとで形成されたと思われます。

 

▼ コレクショントーク

 日時:1月11日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和7年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/12/23 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

令和7年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。

 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。

2025年度はこの解明に取り組んでいきます。

 

第9回《大名家の事情��…武田氏》

 

 【展示期間】11月27日(木)〜12月21日(日)

 

  展示目録はこちら

 

 対立のイメージの強い上杉氏と甲斐 か い 武田氏ですが、謙信の死後、上杉景勝と武田勝頼は和睦し、同盟を結びます(甲越 こうえつ 同盟)。景勝と景虎 かげとら の後継者争い(御館 お た て の乱)や、勝頼と織 田・徳川勢との対立の激化などの情勢の中での判断でした。

 武田氏の書状の特徴は、宛名に「山内殿」ではなく、「上杉」の名字を使用することが挙げられます。そして、「上杉」の使用は武田氏一門にもみられ、現象的には佐 さた 竹 け 氏同様です。勝頼と景勝の関係は勝頼の優位で始まっていて、「山内殿」の表記は適さなかったといえます。また、譜代 ふ だ い 家臣の上位者が「春日山 かすがやま 」表記で景勝に直接宛てた 書状を出していることも特記されます。全体的に武田氏を優位とした礼的関係であったともみられます。

 このような書札礼の秩序が、信玄時代に遡 さかのぼ るのか、それとも長篠合戦 ながしのかっせん などを経た家臣団の再編の結果であるのかなど、武田氏家臣団の検討 けんとう を深め、佐竹氏との共通性や相 違なども意識しながら、武田氏の特徴を明らかにしていく必要があります。

 

▼ コレクショントーク

 日時:12月7日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和7年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/11/27 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

11月29日(土)よりはじまる企画展のお知らせです。

 

 

企画展「ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術」

 

誰もが持つ、自由な創造のスイッチがここにあります。  

 

 敷居が高い、よくわからないと思われがちな「美術」。ブルーノ・ムナーリ(1907−1998)は、そんな「美術」の垣根を取り払い、日常の中にある形や、色、デザインの面白さや美しさに気づかせてくれるイタリアのアーティストです。ムナーリは、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、絵本の制作、子どものための造形教育など多岐わたる分野で活躍し、独創的でユーモアあふれる作品を世に送り出しました。アートは、鑑賞の対象であるだけでなく、メッセージを伝える手段や、想像力を刺激するきっかけでもあり、何よりも楽しめるものであるべきだと考えたムナーリは、人が豊かな生活を送るためのアートを様々なかたちで発表しました。 本展は、約300点の作品や資料を通じ、視覚的な要素による伝達力や日常の中にあるアートの種をかたちにする楽しさを実感してもらう展覧会です。言葉はいらない、もう一つのアートの力に気づくことができます。

 

 

 

【会期】11月29日(土)〜令和8年1月25日(日)

 

【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/27〜1/1) 

 

【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般590円(470円) 高大生190円(150円) 小中生無料

    ※( )は20名以上の団体料金

 

 

■ギャラリートーク 

 ※申込不要、要展覧会チケット

 

 担当学芸員による展示解説「ブルーノ・ムナーリの魔法」 

    日 時:11月29日(土)10:00〜

 

■募集制ワークショップ つくろう! みつけよう! 「サラダ菜のバラでエコバッグ」 

 ※申込受付 11/12(水)9:00〜 

 

    日 時:12月13日(土)
     ��10:00〜12:00 対象:未就学児
     ��13:30〜16:00  対象:小学生以上        

    対 象:�´◆ヽ�15名  

    参加費:500円 

    
 

■募集制ワークショップ ナイトツアーようこそ夜の博物館へ  「ムナーリとあそぼう」 

 ※申込受付 11/19(水)9:00〜 

 

    日 時:12月19日(金)19:00〜20:30  

    対 象:どなたでも(中学生以下は保護者同伴)20名 

    参加費:500円 

    

■募集制ワークショップ つくろう!みつけよう!「おりたためる彫刻をつくろう」     

 ※申込受付 12/10(水)9:00〜 

 

    日 時:2026年 1月10日(土)13:30〜16:00

    対 象:小学生以上 15名  

    参加費:500円 

 

 

特別展の主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/11/24 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

ただいま開催中の特別展「上杉謙信の祈りと信仰」から展示紹介をいたします。

 

展示紹介1

黒い法衣を着た法体姿の謙信像(泰巖歴史美術館様ご所蔵、前期展示のみ)。 法体姿でありながら、身辺に武器を配した構図は、謙信の武将と僧の二面性を伝えています。同様の作例が確認でき、一般的な謙信のイメージを表現したと見られます。

Uesugi Kenshin in black robes, seated on a striped mat. Japanese calligraphy text is visible above the figure.

 

展示紹介2

「朱皺漆紫糸素懸威六枚胴具足 三宝荒神形兜付」を描いた甲冑と考えられ、武将姿の謙信の肖像画と見られます(新潟県立歴史博物館様ご所蔵、前期展示のみ)。この甲冑は謙信所用として伝来しています。

なお、この図像は、「親慶」という絵師による作品であることが分かりますが、この絵師の詳細については現在のところ不明です。

 

資料紹介3

謙信が青年期に武者修行で廻国した際に用いられたと伝わる笈(泰巖歴史美術館様ご所蔵、前期展示のみ)。 江戸時代には米沢城内の文庫に保管され、「謙信一世秘蔵ノ道具」として伝来し、謙信の信仰が後世に語り継がれたことを示しています。

笈を開扉すると、内側は金箔が捺されており、上下それぞれに引き出しがついています。

「謙信公年譜」天文12年夏条によると、「加能越三箇国ヲ巡見有テ十月末ニ栃尾ニ帰リ玉フ」とあり、謙信の北陸巡行の記事を載せていますが、他資料での裏付けができず、現時点では伝承の域を出ません。

 

資料紹介4

川中島合戦で、謙信が善光寺から持ち出した仏具(法音寺様・熊野大社様ご所蔵)。これらの仏具は、弘治元年(1555)の戦いで越後に移され、謙信の信州支配を正当付けようとしました。前期展示では、善光寺ゆかりの宝物類を一堂に展示しています。

手前から、金銅五鈷鈴(重要文化財)、金銅五鈷杵(重要文化財)、金銅舎利塔(県指定文化財)、金銅宝珠塔、如来尊宝印を展示しています(全て法音寺蔵)。

善光寺銘金銅華鬘(南陽市指定文化財、熊野大社蔵)。中央下に「善光寺」の銘が入っています。

金銅三坪旛(南陽市指定文化財、熊野大社蔵)。

 

資料紹介5

謙信が発心坊に対して戦勝祈願を指示した文書(国宝「上杉家文書」)。謙信は越後の寺社に対して修法の効験が表れないことを厳しく非難し、夜も寝ずに祈祷に励むように命じました。好転しない越中情勢を前に、法力を得て事態の打開を図ろうとしたと考えられます。

宛名の発心坊は、素性が不明ですが、謙信が越中に連れていった陣僧(戦場に供する僧侶)と考えられています。

 

資料紹介6

天正2年(1574)末、謙信が伝法灌頂を勧修した際に使用されたと伝わる曼荼羅で、謙信と高野山の密接な関係を物語る代表的な資料です(法音寺様ご所蔵)。謙信はこの儀式で正式な真言宗の僧侶となりました。護摩行で実際に使用されたため、全体が黒ずんでいます。

金剛界曼荼羅

胎蔵界曼荼羅

 

資料紹介7

高野山の僧・快慶が謙信に送った文書(国宝「上杉家文書」)。快慶は、謙信が長年望んでいた仏門に入り、密教に信心を寄せたことを称えると共に、謙信による献金へのお礼も述べています。この献金は大火で被害を受けた高野山の復興のために寄せられたものでした。

A handwritten document in black ink on beige paper, featuring vertical columns of Japanese calligraphy. The text includes the name Uesugi Kenshin, written in a traditional style.

本資料の宛名に「謙信法印御房」と記されている点も必見です。

 

資料紹介8

上杉景勝が自身の法要について述べた遺言状です(国宝「上杉家文書」)。景勝は、大規模な法要の執行を遠慮し、通常通りの法要執行を指示しました。謙信の法要を大々的に行う一方で、自身の法要を簡素なものとする点に、謙信に対する畏敬の念が感じられます。

First image displays a beige scroll with vertical black ink Japanese characters arranged in columns, detailing historical text from the Uesugi family documents related to Uesugi Kenshin faith and rites. Second image shows another beige scroll segment with similar vertical script, including decorative elements like a small tree-like motif and additional kanji passages on the will by Uesugi Kagekatsu.

First image displays a beige scroll with vertical black ink Japanese characters arranged in columns, detailing historical text from the Uesugi family documents related to Uesugi Kenshin faith and rites. Second image shows another beige scroll segment with similar vertical script, including decorative elements like a small tree-like motif and additional kanji passages on the will by Uesugi Kagekatsu.

 

資料紹介9

謙信を祀る御堂(みどう)の内部を描写した絵図です(国宝「上杉家文書」)。善光寺ゆかりの仏具や毘沙門天に関連する宝物類などが、御堂本檀に隣接する毘沙門堂や如来堂に安置されていたことが分かり、謙信にゆかりある宝物類の伝来が確認できます。

An ancient Japanese ink drawing on aged paper illustrates the detailed floor plan and interior layout of a temple hall with labeled sections for Buddhist altars storage areas and adjacent structures like Bishamonten hall and Nyorai hall containing religious artifacts and treasures visible in structured compartments and architectural elements.

 

資料紹介10

 謙信の二百五十周忌法要を記録した冊子です(上杉文書)。掲載頁には、法要当日の藩士の参詣場所が詳述されています。藩士は本丸の御堂に直接参詣できず、二の丸の大乗寺内の拝礼の間で参拝しました。大規模な法要でも、御堂の出入りは厳格に管理されていました。

Open aged booklet with Japanese calligraphy on cream paper showing detailed black ink characters arranged in vertical columns across both pages describing historical event details in classical script style. Second image displays another open page of similar booklet with intricate vertical text in black ink on aged paper capturing formal records of locations and procedures.

Open aged booklet with Japanese calligraphy on cream paper showing detailed black ink characters arranged in vertical columns across both pages describing historical event details in classical script style. Second image displays another open page of similar booklet with intricate vertical text in black ink on aged paper capturing formal records of locations and procedures.

 

資料紹介11

謙信の三百五十周忌を記念して作成された絵葉書(当館蔵)。神輿渡御では、約300人の人々が装束等を着て市内全域を巡りました。祭礼は上杉神社で大々的に行われ、市民を中心に盛り上がりました。謙信の崇敬の"かたち"は、時代を越えて今日へ引き継がれています。

神輿渡御の様子。上杉家の家紋竹雀紋の鞍覆がかけられた牛車の奥には、絵馬殿が見えます。

上杉謙信木像。新潟県糸魚川市の彫刻家・瀧川美堂が制作しました。美堂は木彫りの謙信像を作ることに生涯を捧げた彫刻家と言われ、謙信への顕彰が込められた作品と言えます。現物は上杉神社稽照殿に展示されています。

 

資料紹介12

中央に謙信、その下に家臣と思しき二人の武士を配した図像です(長岡市・常安寺様ご所蔵)。謙信は右手に扇子、左手に数珠を持ち、剃髪した姿で描かれています。謙信の僧と武士の二面性を伝えた作品ですが、僧形の謙信像は他に類例を見ない希少な作例です。

A traditional Japanese painting on silk with gold leaf details shows a bald central figure in blue and gold monk robes seated on a chair holding a fan in his right hand and prayer beads in his left, with two attendant figures in red and brown robes kneeling below him one holding a document and the other a staff, all set against a dark background with a low table in front featuring incense burner and vase.

 

資料紹介13

謙信所用と伝わる軍配は、寺社に奉納されたものも含めて複数知られていますが、本資料はその中でも古式の様態で伝来しています(佐久市教育委員会様ご所蔵)。中央に梵字と思しき記載のほか、金箔で捺した日輪の周辺部分には朱書きの神仏の号が確認できます。

First image shows a wooden military fan with a dark brown oval-shaped blade featuring a central gold foil sun disk with intricate gold patterns and surrounding red ink inscriptions of deity names attached to a long light brown woven handle ending in a red leather strap. Second image is a close-up of the fan blade displaying the gold sun disk with Sanskrit-like characters in the center and additional red ink writings on the surrounding dark areas with visible wear and patina.

四天王のほか、「勝軍地蔵」や「大勝金剛」の号が確認できます。

 

資料紹介14

永禄4年(1561)の川中島合戦を描いた屏風です(当館蔵)。合戦当時の様々な場面が描かれていますが、謙信・信玄両軍の周囲には軍旗が掲げられています。 これらの軍旗には、神仏の信仰にまつわるものも確認でき、戦と信仰の関わりをうかがうことができます。

画像

画像

 

資料紹介15

延暦寺僧が謙信に弁明した書状です(国宝「上杉家文書」)。謙信は、北条氏康と武田信玄が延暦寺僧に調伏の祈祷を依頼したとの噂を聞き、その真偽を尋ねたようです。延暦寺僧にとっては寝耳に水のことで、謙信に対して武運長久の祈祷に励むことを伝えています。

An ancient Japanese scroll document with black ink calligraphy written in vertical columns on beige paper featuring formal historical text from the Uesugi family documents as a national treasure related to Uesugi Kenshin and Enryaku-ji monks correspondence.

 

資料紹介16

謙信が神前に奉納した願文で、戦勝の暁には阿弥陀如来はじめ9尊の真言と経典を唱えると誓っています(当館蔵)。末尾には、自身の思い通りに越中一国を治められれば、来年1年間は毎日経文を読むと述べており、謙信の越中掌握に対する野心がうかがえます。

Two grayish panels display ancient Japanese handwritten text in black ink with vertical script lines detailing vows and scriptures multiple characters per line including kanji and kana forming the historical document.

 

資料紹介17

謙信が篤く信仰を寄せたことで知られる毘沙門天像です(法音寺様ご所蔵)。左手に戟を執り、右手を腰に当て、邪鬼を踏みつけて睨みをきかせています。 米沢城内の御堂では、謙信を祀る本檀の右隣にあった毘沙門堂に、江戸時代を通じて安置されていました。

Bronze statue of Bishamonten standing on a base with demon heads holding a trident in the left hand with the right hand on the hip wearing armor and a crown with a fierce expression stepping on evil spirits

 

資料紹介18

謙信が「御宝前」に捧げた願文(国宝「上杉家文書」)。この「御宝前」は本文の「多聞」(毘沙門天)と関連し、毘沙門天に捧げた願文と見られます。謙信は、北条氏政の横暴ぶりと対比させて正当性を述べ、修法の力を借りて氏政の討滅を毘沙門堂で祈願しました。

Aged beige scroll paper with multiple folded sections displaying black ink Japanese calligraphy in classical style. The text is written in vertical columns using traditional characters and seals. Visible elements include kanji phrases related to prayers and dedications. The document appears historical with slight discoloration and creases.

 

資料紹介19

高野山無量光院の留守を預かった宥義が、同院住持の清胤に送った文書(国宝「上杉家文書」)。謙信が真言宗に帰依し、教義通りに修行したことを称賛しています。本文1行目に「謙信法印御房」と記し、高野山僧が謙信を真言宗の僧侶として受容したことを示します。

Ancient Japanese scroll document mounted on blue-gray background with black ink calligraphy in vertical lines across multiple panels showing formal script in classical style typical of historical correspondence praising religious adherence and monk status.

 

資料紹介20

謙信を祀る御堂の出入りに関する3カ条の掟書(当館蔵)。�ゞ佝屬料領靴僚昭圓�1人に限り、帯刀での出入りの禁止、�∨〕彁�の出入りの禁止、�H嵜佑�病気になった際、御堂に不案内な者を代理に立てることの禁止が記され、御堂の出入りの厳重な管理がうかがえます。

Ancient Japanese scroll on aged paper with black ink calligraphy in vertical columns, featuring formal kanji characters outlining rules in a historical document style, displayed in a museum setting with neutral background.

 

展示紹介21

足利将軍家が、上杉謙信に贈った由緒を持つ刀剣です(米沢市指定文化財、当館蔵)。附属する拵は、室町時代に流行した革包太刀拵で、保存状態の良い優品です。本資料は、江戸時代には謙信を祀る御堂の中に安置され、本檀左側に置かれた記録が確認できます。

First image shows a close-up of a traditional Japanese sword with a curved blade, polished metal surface reflecting light, and a reddish-brown handle wrapped in material, set against a black background. Second image displays the sword in its scabbard with elaborate decorations including yellow and black tiger-like figures on the green-wrapped hilt and sheath, positioned on a gray surface. Third image depicts an ancient Japanese document with black ink calligraphy in vertical script, red seals, and bordered sections detailing historical records related to the sword and its placement.

First image shows a close-up of a traditional Japanese sword with a curved blade, polished metal surface reflecting light, and a reddish-brown handle wrapped in material, set against a black background. Second image displays the sword in its scabbard with elaborate decorations including yellow and black tiger-like figures on the green-wrapped hilt and sheath, positioned on a gray surface. Third image depicts an ancient Japanese document with black ink calligraphy in vertical script, red seals, and bordered sections detailing historical records related to the sword and its placement.

「御堂近火之手配図」(上杉文書、当館蔵)には、左側に「御右国綱之御太刀」としてその名前が確認できます。

 

資料紹介22

米沢城二の丸の簡略的な描写の上に、御堂の火災場所を示した絵図の控えです(当館蔵)。嘉永2年12月の御堂の火災で、御堂内の「位牌所」「番所」「台所」が焼失しました。この火災被害に伴い、当時の藩主斉憲は焼失した三棟の再建願を幕府に提出しました。

Beige paper with hand-drawn architectural diagram in black ink outlines and yellow blue shading. Central rectangular structure labeled with Japanese text for rooms like bitodokoro bansho daidokoro. Surrounding walls gates paths marked A B C D. Annotations in Japanese script detail fire damage spots from 1849 temple incident at Yonezawa Castle Ninomaru.

 

資料紹介23

謙信を祀る御堂に奉仕する寺院の勤行に関する文書です(当館蔵)。御堂に奉仕する寺院は能化(のうげ)衆と御堂衆に分けられ、それぞれの勤行内容が確認できます。謙信を弔う祭祀は、江戸時代の早い時期から藩の体制として整えられていたことがうかがえます。

画像

 

資料紹介24

御堂に御膳を供える儀礼について詳述した記録です。御堂では朝夕に御膳が供えられ、謙信とその他の歴代藩主では御膳の種類が異なっていました。御膳の種類を比べると、謙信の方が他の歴代藩主よりも豪華な仕様で、この点にも謙信への崇敬の念が込められています。

Open aged book pages with black ink Japanese vertical text on beige paper, showing detailed records of rituals and meal offerings, first image displays two facing pages with structured columns of characters describing procedures, second image similarly features open book with vertical script on comparable layout and paper tone.

Open aged book pages with black ink Japanese vertical text on beige paper, showing detailed records of rituals and meal offerings, first image displays two facing pages with structured columns of characters describing procedures, second image similarly features open book with vertical script on comparable layout and paper tone.

 

 

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/11/14 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

令和7年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。

 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。

2025年度はこの解明に取り組んでいきます。

 

第8回《大名家の事情��…佐竹氏》

 

 【展示期間】10月23日(木)〜11月25日(火)

 

  展示目録はこちら

 

常陸太田 ひ た ちお おた (茨城県常陸太田市)を拠点にした戦国大名佐竹氏は、小田原(神奈川県小田原市)を拠点に関東に勢力を伸ばす北条氏と鋭く対立していました。そのため、その 当主義重 よししげ は上杉謙信や景勝の軍事力に大きく期待し、関東出兵を何度も要請していました。両者に対する義重の書状の宛所は「山内殿」に「御宿所 おんしゅくしょ 」や「御報 ご ほ う 」などの 脇付で表現されていました。  そして、当主のみならず、家臣団最上位に位置付けられた佐竹氏一門(北家・東家・南家)は、義重と同じ表現を用いました。これは、ほかの戦国大名家が当主や前 当主のみが使用していたことと比べて、大きな違いであり、佐竹氏の特徴でした。佐竹氏の権力行使と関連する家臣団編成の特徴に基づくものであったと考えられます。  また、譜代 ふ だ い 家臣の上位に位置付けられる側近や重臣らにみられる書札礼の特徴も、他家の事例と比較しながら、紹介していきます。

 

 

▼ コレクショントーク

 日時:11月9日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和7年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/10/23 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

 

令和7年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。

 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。

2025年度はこの解明に取り組んでいきます。

 

第7回《大名家の事情��…北条》

 

 【展示期間】9月25日(木)〜10月21日(火)

 

  展示目録はこちら

 

 上杉謙信と北条氏はともに関東管領の地位に拠って、関東支配をめぐって対立していました。永禄11年(1568)12月、北条氏と同盟を組んでいた武田信玄が、同じ く同盟者であった今川氏真 うじざね を攻撃して懸川 かけがわ (静岡県掛川市)に逐 お いました。これに対して北条氏は氏真への支援を表明し、劣勢を挽回するため、謙信と同盟を結びま した(越相 えっそう 同盟)。この同盟締結の要請から破綻 は た ん に至る約三年間の北条氏から上杉氏への書状が伝わっています。  北条氏の書状は、当主(前当主)、一門間、家臣、それぞれで様式に違いがありました。特に一門間の相違については、この同盟交渉における上杉氏に対する北条氏 の姿勢という観点から理解されています。一方で、そのような差異が北条氏内の序列を反映しているとみることもできます。今回は、北条氏の序列の視点から文書をみ ていきます。

 

▼ コレクショントーク

 日時:10月5日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和7年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/09/25 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

ただいま開催中の企画展「藍のものがたり紅花のものがたり」のみどころを紹介いたします。

 

 

みどころ��

『浅葱色麻地菊水模様裏紅染女児着物』藍染に手描きの菊模様を配し、裏地は紅染めです。紅色のもので身体をつつむことで疫病(特に天然痘)を除けるとの言い伝えがあり、可愛い女児の成長を願った着物です。美しい紅色を是非間近でご覧ください。画像

 

 

みどころ��

昭和26年、中学理科教師の鈴木孝男は、幻の花、紅花栽培復興に取組みます。その後88年の生涯をかけた紅花染研究の成果は、県内のみならず国内の染色関係者にも大きな影響を与えました。本展ではその知られざる研究の一端を紹介しています。

画像

画像

画像

 

 

みどころ��

藍と紅花の色彩には、玉虫色に輝く瞬間があります。藍建てでは、「もう染められますよ」という合図の藍華、紅花は高純度の口紅、笹紅です。発酵という過程が美しい色彩を生み出す二つの色。計り知れない自然の力を感じます。

画像

画像

画像

 

 

みどころ��

1%しかない紅の色素を取り出すために、黄色色素が染まらない麻や綿を赤色色素で染色し(ぞくといわれる)、それを灰汁につけ再抽出します。この純粋な紅の染色液で幾度も染めることできらめくような色彩が生まれるのです。

画像

画像

 

 

みどころ��

長板中形は型紙で糊置き防染する技法です。表裏に寸分違わず糊置きされ、藍に浸され白地が際立つ浴衣地になります。江戸時代木綿の普及とともに大人気となった藍染。染め残すことで表れる白い模様の美しさと伝統の技術を是非ご覧ください。

画像

画像

 

 

みどころ��

奈良時代、紅花の濃染は「紅の八塩」といわれ何度も染められた深紅のことでした。高価で『禁色』となっても平安貴族たちを魅了し『韓紅』と呼ばれ憧れの色となりました。高い染色技術で染められた様々な紅染の色彩を堪能しにご来館ください。

画像

画像

 

 

みどころ��

藍と紅の色彩は様々な伝統技術でさらに美しさが際立ちます。「紅藍暈地相良玉結刺繍桜流水模様小袖」は藍と紅花の暈染めに玉結びを繰り返して模様を表現する相良刺繍の立体感が見事です。裾に描き出される美しい情景から目が離せません。

画像

画像

 

 

みどころ��

静かな展示室で美しい手技と自然の色彩の着物たちを見ていると、糸や布をなぜ染めたのかをしみじみ感じる事が出来ます。美しい色は、日本人の暮らしと心を様々な意味で豊かにしてきたのですね。

画像

画像

画像

 

 

みどころ��

消えゆく伝統の手業をつなぐには何が必要か。材料、素材、道具、製品を作る人の生計が立たなければ、途絶えてしまう技術。日常に取り入れるためにまず知ることが大切だと思っています。ぜひ展示室で藍と紅花の伝統と現在を知ってください。

画像

画像

画像

画像

 

 

みどころ��

藍染の伝統を現代の暮らしに近づけようとしている作家たちが活躍しています。繊細な紙や目の詰んだドリッパーバックを染めた藍の色彩の新たな表情を見せてくれます。いつまでも見ていられる用の美です。展示は31日まで、ぜひご来館ください。

画像

 

 

みどころ��

『紅花絵巻』には江戸時代から続く紅花栽培、紅餅づくり、出荷や輸送などが時系列にぞって描かれています。注目すべきは、紅餅作りの工程です。鈴木孝男はこの絵巻との出会いで紅染め研究への糸口をつかんだといいます。展示は31日まで。

画像

画像

画像

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/08/31 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

 

令和7年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。

 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。

2025年度はこの解明に取り組んでいきます。

 

第6回《地名に送る》

 

 【展示期間】8月28日(木)〜9月23日(火祝)

 

  展示目録はこちら

 

 第6回目は、宛名に地名を書くことがテーマです。このような書き方を「小路名 こ う じ な 」といいます。「山内殿」の山内も、謙信が継いだ上杉氏が鎌倉で屋敷を構えて いたところなので、小路名ですが、今回はそれ以外の地名をみます。謙信・景勝宛にみられるのは「越府 え っ ぷ 」と「春日山」が主たるものです。ほかに「府内 ふ な い 」も1点 だけあります。これらは「山内殿」を使う大名よりも規模の小さい「国衆 くにしゅう 」に位置付けられる領主が主に使っていたと考えられます。「国衆」は規模は小さいなが ら、戦国大名同様の支配を行う存在でした。もっとも、「越府」と「春日山」の使い分けについては、はっきりとしないことが多く、今後の研究の深化が必要です。  また、「国衆」であっても、これらの小路名を使わず、より謙信・景勝に厚礼 こうれい な書札礼 しょさつれい である「披露状 ひろうじょう 」の様式を用いる領主もいました。これは謙信・景勝に直 接宛てずに、その側近や重臣に宛てて、伝達(披露)を求めるというものでした。そのような違いの理由にも目を向けていきます。

 

▼ コレクショントーク

 日時:9月7日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

令和7年度上杉文華館展示スケジュールはこちら

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/08/28 10:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

2025年9月6日(土)プラウドシティ日吉
   9月7日(日)横浜ビジネスパーク

横浜にお住まいの皆様に米沢の魅力を直接感じていただき、将来、定期的に訪れていただける関係性の構築を目的に、「ミニ上杉まつりin横浜」を開催します。

本市で毎年春に開催される「米沢上杉まつり」は、甲冑に身を包んだ数千人による壮大な戦国絵巻が見どころで、現地でしか味わえない迫力と歴史ロマンが魅力の祭りです⭐

その「米沢上杉まつり」の一部を、なんと!今回特別に横浜で体感していただけます!

ユニークなイベントで、盛り上がること間違いなし!

当日、是非会場にお越しください♪

 

 

魅力たくさんのコンテンツ✨

米沢織のストール、無添加のフルーツハニー、米沢米粉ばうむ、雑草魂から生まれたクラフトコーラ、牛串、玉こん、、、、米沢らしい特産品がたくさん!!ぜひお買い求めください☺

体験コンテンツでは、米沢の伝統工芸品「お鷹ぽっぽ」の実演販売や絵付け体験、紅花染め体験、甲冑着付け体験も!!参加型のチャンバラで模擬合戦も開催します♪やまがた愛の武将隊の演武も見応えたっぷり!シールラリーも実施予定です。

 

詳しい情報はHPをチェック✅

https://www.iju-yonezawa.com/news/1855/

 

 

 

イベント情報はこちらから

☆開催日時

1日目:令和7年9月6日(土)

11:00〜16:00

(物販は12時から開始)

2日目:令和7年9月7日(日)

10:00〜15:00

 

☆開催場所

1日目:プラウドシティ日吉 中央広場

(神奈川県横浜市港北区箕輪町2丁目7−36)

2日目:横浜ビジネスパーク 

(神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134)

 

☆お問い合わせ

米沢市役所 地域振興課

〒992-8501 山形県米沢市金池5-2-25

TEL 0238-22-5111

 

 

 

主催 山形県米沢市

共催 (一社)米沢観光コンベンション協会

協力 (株)コーエーテクモゲームス、(一社)ACTO日吉


2025/08/22 16:55:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会

9月13日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。

 

特別展「上杉謙信の祈りと信仰」

 

 戦乱が数多く繰り広げられた戦国時代は、戦勝を祈念する軍神が一挙に勃興した時代でもありました。この軍神を信仰する形は、武将が身にまとう武具や刀剣に意匠として施されています。上杉謙信も飯縄権現や毘沙門天等の神仏を篤く信仰しており、謙信ゆかりの工芸品にその様相がうかがえます。
 また、上杉家は真言宗を信仰する全国的にも数少ない大名家です。この発端は謙信と高野山との密接な関係に求められ、謙信への崇敬とともに江戸時代に引き継がれていきます。特に、米沢城本丸に設けられた御堂は、謙信への崇敬がうかがえる代表的な事例であり、全国的に見ても珍しい城の造りと言えます。
 本展では、上杉謙信が信仰した軍神や宗教を主軸に置き、その後米沢藩上杉家に引き継がれていく信仰のかたちを、主に謙信にゆかりある多様な文化財から紹介します。 

 

【会期】前期:9月13日(土)〜10月13日(月・祝)

    後期:10月18日(土)〜11月16日(日)

     ※展示替え:10月14日(火)〜10月17日(金)

 

【休館日】9月24日(水)、10月22日(水)

 

【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般800円(640円)/高大生500円(400円)/小中生300円(240円)

    ※( )は20名以上の団体料金

    ※常設展とのセットのみ販売

 

【ギャラリートーク】担当学芸員による展示解説 ※申込不要

 日   時 : 【前期】9月13日(土)、10月4日(土)

         【後期】10月18日(土)、11月8日(土)

         いずれも14:00〜

 会   場 : 上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

    参 加 費 : 特別展入館料

 担   当 : 池野 理(当館学芸員)

 

【講演会】 ※9月10日(水)9:00より申込受付開始

「謙信の軍神、軍神の謙信」

 日   時 : 10月25日(土) 14:00〜

 会   場 : 伝国の杜 2階大会議室

 定   員 : 80名

 参 加 費 : 無料

 講   師 : 早稲田大学社会科学総合学術院教授 黒田 智 氏

  お申し込みは 申込TEL:0238-26-8001
         申込Mail:welcome@denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp
   ※メールでお申込みの際は、聴講される方全員の【名前、住所、電話番号】を明記してください。

 

 

特別展の主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2025/08/06 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
前のページへ 次のページへ
Copyright (C) 山形おきたま観光協議会 All Rights Reserved. 禁無断転載・複写