:戦国観光やまがた情報局|山形おきたま観光協議会

戦国観光やまがた情報局
長谷堂城は、標高227Mの独立丘で、比高約80M、頂上を主廓とし、中腹には幾段もの帯曲輪をめぐらし、ふもとを水濠と土塁で囲んだ最上領内屈指の堅城であった。

城将は最上の智将志村伊豆守光安(あきやす)。副将として、剛勇鮭延越前守秀綱が派遣された。

山形攻防の前線須川東岸には、吉原から沼木、飯塚、椹沢付近まで後詰めの軍を配し、上杉軍の渡河攻撃に備えた。

長谷堂が陥落すれば、山形は風前の灯となる。長谷堂城を死守すべく、最上方は全力を挙げて上杉軍と渡り合った。こうして実に15日間、長谷堂付近を舞台として、死闘が繰り広げられた。

「長谷堂城跡」周辺のムービーはこちら
地理不案内の上杉勢に対し、最上勢は地の利を得ている。

長谷堂勢200余人が、突如上杉陣に夜討ちをかけて首150を取った、攻め寄せる敵軍を近くまで引き寄せ、山上から鉄砲を乱射して大損害を与えた、などと書いた古記録もある。

9月29日には「朴の木屋敷」の戦闘で、上杉軍一方の将、新影流の達人上泉主水(もんど)泰綱を討ち取るという大戦果をあげたりもした。

もちろん、最上方にも多くの戦死者が出た。村木沢の加藤掃部(かもん)、山辺町要害の佐藤理兵衛などは、長谷堂合戦に出陣し、華々しく活躍して討死を遂げたと伝えられている。
だが、出羽合戦開始直後の9月15日、関ヶ原では東軍大勝利で決着がついていた。その報せが両陣営に届いたのは9月29日ごろとされる。上方の大勢が決着した以上、局地戦は無意味となる。

10月1日、兼続は全軍退却を命じる。

ここぞとばかり義光は、みずから陣頭に立って全軍を指揮し、富神山周辺は激烈な追撃戦の修羅場となった。

この戦いで義光の兜に敵弾が命中、側近の家臣が銃弾に貫かれて即死した。戦死者は、上杉方1580、最上方623と、諸記録はほぼ一致して揚げている。伊達から派遣された援軍も最上勢と協力して戦い、湯野目民部をはじめ30余人が戦死したとされる。

兼続の戦いぶりに、義光は「さすが直江、見事。謙信以来の武勇の伝統が今も残っている」と称賛を惜しまなかった。

こうして、両軍が死闘を繰り広げた長谷堂の戦いは終わりを告げる。

「須川」周辺のムービーはこちら
「富神山」周辺のムービーはこちら
徳川家康が後顧の憂いなく、関ヶ原合戦に全力を傾注できたのは、最上義光が上杉を牽制したからだと言われる。その点で、半月もの長期間にわたって上杉軍を釘づけにした「慶長出羽合戦」は、大きな意味があったといえるだろう。

合戦後の論功において、義光は33万石という異例の加増を受け、置賜を除く山形県全部と秋田県南部を含む57万石の大大名になった。

合戦後の最上時代は、新たな山形の夜明けであった。都市山形はここからスタートした。平和を謳歌する領内は、産業、経済、文化、各面にわたって大きな飛躍を遂げた。「最上百万石」と称される「山形の黄金時代」がここに現出したのである。

長谷堂城を守り抜いた志村光安は、酒田3万石の城主に栄転し、港町酒田の建設と繁栄のために力を尽くした。

上杉氏は米沢30万石に減封されるが、直江兼続は藩政を確立し、米沢の街づくりに大きな功績を残した。

長谷堂地内、国道458号線のかたわらにある「主水塚」は、敵将を惜しみつつ、敵味方の隔てなく手厚く弔った山形人の心を、今も語り続けている。

(片桐繁雄)
福島県北塩原村におきまして、大河ドラマ「天地人」ウオークが開催されます。今回のコースは、旧米沢(会津)街道のうち、大塩から桧原までの約11キロメートルです。

旧米沢(会津)街道は、福島県会津若松市と山形県米沢市を結ぶ街道です。上杉120万石の時代は、上杉景勝の本城・会津若松城と直江兼続が城主の米沢城を結ぶ重要な街道でした。おそらく兼続も幾度となく往来したことでしょう。

また、上杉家が米沢30万石に削封された際には、会津若松から米沢へ向けて、約4千騎の家臣団、その家族なども含めるとおよそ3万人が、この街道を通って引っ越したといわれています。

このように大河ドラマ「天地人」とは非常に関係の深〜い街道でのイベントです。皆さまお誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください!

開催日:平成21年5月17日(日)
     午前8時受付開始 午前9時開会式 午前9時30分スタート

集合場所:福島県北塩原村 旧大塩小学校グラウンド

コース:旧米沢(会津)街道 大塩〜桧原間のコース
     全行程約11キロ    

参加料:記念イベントにつき無料

主 催:NHK大河ドラマ「天地人」ウオーク実行委員会
     【福島県北塩原村・福島民報社】

申込方法:北塩原村 大河ドラマ「天地人」ウオークホームページからお申込みください。

申込期限:平成21年5月8日(金)

2009/04/24 21:00:Copyright (C) 戦国観光やまがた情報局
米沢市内に残る上杉家と直江兼続ゆかりの主要スポットを巡るスタンダードなコースです。

10:30〜11:10
 米沢城址・松が岬公園散策
  ・上杉神社(上杉謙信公を祀る神社)
  ・上杉神社稽照殿(直江兼続所用「愛の甲冑」ほか上杉家伝来の宝物を展示)
  ・松岬神社(上杉鷹山公、上杉景勝公、直江兼続公ほかを祀る神社)
11:10〜12:10
 伝国の杜・米沢市上杉博物館
  大河ドラマ特別展「天地人博2009」開催中!
12:10〜13:00
 上杉城史苑 or 上杉伯爵邸 ほか [昼食&買い物タイム]

  車で移動【所要時間5分】

13:05〜13:35
 春日山林泉寺(直江兼続夫妻の墓所)

  車で移動【所要時間5分】

13:40〜14:10
 上杉家廟所(米沢藩主・上杉家代々の墓所)

  車で移動【所要時間15分】 

14:25〜14:45
 宮坂考古館(上杉謙信、直江兼続、前田慶次らの甲冑を展示)

  車で移動【所要時間10分】

14:55〜15:30
 酒造資料館「東光の酒蔵」
  「大河ドラマ天地人主人公 直江兼続公の史跡めぐり展」開催中!

宿泊先へのご案内
 小野川温泉 所要時間:車で約15分 到着時刻15:45
 白布温泉  所要時間:車で約30分 到着時刻16:00
 赤湯温泉  所要時間:車で約30分 到着時刻16:00

※印刷用行程表をダウンロード(PDFファイル)
  (ダウンロード完了まで少し時間がかかります。)
2009/04/20 14:00:Copyright (C) 戦国観光やまがた情報局
城下町米沢の基礎を築いた直江兼続の功績を訪ねるコースです。

10:30〜11:10
 米沢城址・松が岬公園散策
  ・上杉神社(上杉謙信公を祀る神社)
  ・上杉神社稽照殿(直江兼続所用「愛の甲冑」ほか上杉家伝来の宝物を展示)
  ・松岬神社(上杉鷹山公、上杉景勝公、直江兼続公ほかを祀る神社)
11:10〜12:10
 伝国の杜・米沢市上杉博物館
  大河ドラマ特別展「天地人博2009」開催中!
12:10〜13:00
 上杉城史苑 or 上杉伯爵邸 ほか [昼食&買い物タイム]

  車で移動【所要時間5分】

13:05〜13:35
 春日山林泉寺(直江兼続夫妻の墓所)

  車で移動【所要時間10分】

13:45〜14:00
 法泉寺(直江兼続が創設した学問所の跡)

  車で移動【所要時間15分】 

14:15〜14:45
 直江石堤蛇堤(兼続の指揮で築いた石積みの堤防)

  車で移動【所要時間5分】 

14:50〜15:05
 龍師火帝の碑(直江兼続が建立した石碑)

  車で移動【所要時間5分】

15:10〜
 武家屋敷(米沢市芳泉町・石垣町) ※車窓から見学

  車で移動【所要時間10分】

15:20〜15:40
 宮坂考古館(上杉謙信、直江兼続、前田慶次らの甲冑を展示)

宿泊先へのご案内
 小野川温泉 所要時間:車で約20分 到着時刻16:00
 白布温泉  所要時間:車で約35分 到着時刻16:15
 赤湯温泉  所要時間:車で約30分 到着時刻16:10

※印刷用行程表をダウンロード(PDFファイル)
  (ダウンロード完了まで少し時間がかかります。)
2009/04/20 13:50:Copyright (C) 戦国観光やまがた情報局
置賜地域(旧米沢藩領)の直江兼続ゆかりの寺社を巡るコースです。
花公園との組み合わせも可能です。

9:30〜10:10
 米沢城址・松が岬公園散策
  ・上杉神社(上杉謙信公を祀る神社)
  ・上杉神社稽照殿(直江兼続所用「愛の甲冑」ほか上杉家伝来の宝物を展示)
  ・松岬神社(上杉鷹山公、上杉景勝公、直江兼続公ほかを祀る神社)
10:10〜11:00
 伝国の杜・米沢市上杉博物館
  大河ドラマ特別展「天地人博2009」開催中!

  車で移動【所要時間20分】

11:20〜11:50
 亀岡文殊堂(日本三文殊のひとつ、直江兼続主催の歌会の開催場所)

  車で移動【所要時間10分】

12:00〜12:50
 よねおりかんこうセンター [昼食&買い物タイム]

  車で移動【所要時間5分】 

12:55〜13:25
 高畠ワイナリー

  車で移動【所要時間20分】 

13:45〜14:15
 熊野大社(日本三熊野のひとつ、直江兼続が拝殿を修復)
 [6月:双松公園バラまつり、10・11月南陽菊まつり]

  車で移動【所要時間25分】

14:40〜15:10
 總宮神社直江杉(直江兼続が植えた杉が残る神社)
 [5月:白つつじまつり、6月:長井あやめまつり、9月:はぎ公園]

  車で移動【所要時間20分】

15:30〜16:00
 道の駅いいで めざみの里観光物産館
 [6・7月:どんでん平ゆり園、8〜10月:川西ダリヤ園]

宿泊先へのご案内
 小野川温泉 所要時間:車で約40分 到着時刻16:40
 赤湯温泉  所要時間:車で約20分 到着時刻16:20
 かみのやま温泉  所要時間:車で約40分 到着時刻16:40

※印刷用行程表をダウンロード(PDFファイル)
  (ダウンロード完了まで少し時間がかかります。)
2009/04/20 13:40:Copyright (C) 戦国観光やまがた情報局
奥羽の関ヶ原と呼ばれる慶長出羽合戦時に、直江兼続が軍勢を率いた道を辿るコースです。

10:00〜10:40
 米沢城址・松が岬公園散策
  ・上杉神社(上杉謙信公を祀る神社)
  ・上杉神社稽照殿(直江兼続所用「愛の甲冑」ほか上杉家伝来の宝物を展示)
  ・松岬神社(上杉鷹山公、上杉景勝公、直江兼続公ほかを祀る神社)
10:40〜11:30
 伝国の杜・米沢市上杉博物館
  大河ドラマ特別展「天地人博2009」開催中!

  車で移動【所要時間30分】

12:00〜12:50
 道の駅いいで めざみの里観光物産館 [昼食&買い物タイム]

  車で移動【所要時間40分】

13:30〜13:50
 御楯稲荷神社(荒砥城址・直江兼続が戦勝を祈願)

  車で移動【所要時間20分】 

14:10〜14:50
 畑谷城址(頂上の本丸跡まで山道徒歩10分)

  車で移動【所要時間25分】 

15:15〜16:05
 長谷堂城址(頂上の本丸跡まで山道徒歩15分)

  車で移動【所要時間15分】

16:20〜16:50
 山形城址・霞城公園(東大手門、最上義光像)

宿泊先へのご案内
 蔵王温泉 所要時間:車で約50分 到着時刻17:40
 かみのやま温泉  所要時間:車で約25分 到着時刻17:15
 天童温泉  所要時間:車で約25分 到着時刻17:15

※印刷用行程表をダウンロード(PDFファイル)
  (ダウンロード完了まで少し時間がかかります。)
2009/04/20 13:30:Copyright (C) 戦国観光やまがた情報局
奥羽の関ヶ原と呼ばれる慶長出羽合戦時に、上杉軍の別働隊が進軍した道を辿るコースです。

10:00〜10:40
 米沢城址・松が岬公園散策
  ・上杉神社(上杉謙信公を祀る神社)
  ・上杉神社稽照殿(直江兼続所用「愛の甲冑」ほか上杉家伝来の宝物を展示)
  ・松岬神社(上杉鷹山公、上杉景勝公、直江兼続公ほかを祀る神社)
10:40〜11:30
 伝国の杜・米沢市上杉博物館
  大河ドラマ特別展「天地人博2009」開催中!

  車で移動【所要時間20分】

11:50〜12:40
 よねおりかんこうセンター [昼食&買い物タイム]

  車で移動【所要時間5分】 

12:45〜13:15
 高畠ワイナリー

  車で移動【所要時間30分】 

13:45〜14:15
 上山城(最上氏時代は南の抑え、天守閣を復元)

  車で移動【所要時間15分】

14:30〜15:20
 長谷堂城址(頂上の本丸跡まで山道徒歩15分)

  車で移動【所要時間15分】

15:35〜16:05
 山形城址・霞城公園(東大手門、最上義光像)
16:05〜16:25
 最上義光歴史館

宿泊先へのご案内
 蔵王温泉 所要時間:車で約50分 到着時刻17:15
 かみのやま温泉  所要時間:車で約25分 到着時刻16:50
 天童温泉  所要時間:車で約25分 到着時刻16:50

※印刷用行程表をダウンロード(PDFファイル)
  (ダウンロード完了まで少し時間がかかります。)
2009/04/20 13:20:Copyright (C) 戦国観光やまがた情報局
今回の米沢上杉まつりにあわせ、5月3日(日)に
上杉景勝役の北村一輝さんと、景勝の妻・菊姫役の比嘉愛未さんが
こちら米沢に来て頂けることが決定しました!

5月3日は上杉まつり最大の目玉である川中島合戦が
松川河川敷にて開催されます。

当日おふたりは、川中島合戦会場に登場し、
川中島合戦の始まる前にご挨拶していただけます。

その後、16:00から米沢市・伝国の杜にて、
天地人トークショーを開催します。
〜天地人が描く「愛」と「義」とは〜

トークショーの観覧は500名限定になっております。
ご希望の方はぜひお申込みください!

詳しくはチラシ要領をご覧下さい。
PDFファイルはこちら
天地人トークショーチラシPDF

観覧希望は、往復はがきでのお申し込みが必要になります。
定員500名、締切は4月23日(木)必着、
1通につきお1人でのお申込みとなります。
お申込み多数の場合は抽選となりますので、
あらかじめご了承ください。

ぜひ上杉まつりにいらっしゃる皆様も
米沢市民の方も、楽しみに足をお運びください!

今年の上杉まつりは本当に楽しめますね!
2009/04/17 23:34:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会
米沢上杉まつりに欠かせない勇壮な上杉太鼓。
おまつりの当初より武てい式、川中島合戦に出演し
伝統を今に伝えております。

今年もおまつりの目玉のひとつとして
直径1m以上もの大太鼓がまつりを盛り上げます。
開幕祭では開幕太鼓でオープニングを飾り
武てい式では、式の前に上杉太鼓の披露、体験なども
していただきながら、武てい式のなかではかがり火に照らされた
幻想的な雰囲気の中、続々登場する武将の総登城の太鼓を
打ち鳴らします。
上杉行列では特製の山車で、打ち鳴らしながら市内を練り歩き
川中島合戦でも大活躍します。

さて、大好評放送中の今年の大河ドラマ「天地人」
その天地人の合戦シーン等に使われる太鼓の音には、
実はこの米沢の上杉太鼓の音が使われているのです!

実際に現地で収録していった太鼓と法螺が効果的に
使用されております。
ぜひ皆様もそのあたりに注目して天地人をご覧になってください!

そして天地人にも使われたこの伝統の上杉太鼓
ぜひ上杉まつりでこの上杉太鼓の勇壮な響きをお聞きください!

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2009/04/15 10:14:Copyright (C) 米沢上杉まつり公式ホームページ
平成21年度 宮坂考古館特別展第1弾!

直江兼続を支えた、天下御免の傾寄者
前田慶次
甲冑とパネル展開催!
◇花の慶次リトグラフ展同時開催!

慶次ゆかりの品や、史跡の写真をパネルにて紹介!

開催期間 平成21年4月14日(火)〜8月30日(日)
展示会場 宮坂考古館 別館
開 館 午前10時〜午後5時
休館日 月曜日、祝祭日の翌日
入館料 大人300円 大高生200円 小中生100円
    (団体割引あり)
住所 〒992−0026
   米沢市東1−2−24
電話0238−23−8530

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2009/04/13 22:41:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会
4月12日(日)

米沢市 直江兼続マスコットキャラクターかねたんが
彦根市の佐和山城跡にて
いしだみつにゃん、しまさこにゃん、おおたににゃんぶと
再会!

米沢のPRコーナー、かねたんグッズ、玉こんにゃくなど
米沢と上杉まつりのPRもおこないます。
お近くの方はぜひお越しください!

以下は
ひこね街の駅様のホームページより
義の聖地「佐和山城址」春のメインイベント
義の旗のもとに〜「第三章 義から愛へ!」 
ことしも生きてさくらを見て居り候

佐和山義の三将
「いしだみつにゃん」「しまさこにゃん」「おおたににゃんぶ」に、
大河ドラマ「天地人」で大人気の「かねたん」が
愛の兜を掲げ山形県米沢市からやってくる!!
さくら満開の義の聖地「佐和山城址」山麓で
夢のような時を越えた再会劇!!♪ 

詳しくは、こちらのホームページ
http://machinoeki.info/
http://machinoeki.exblog.jp/


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2009/04/10 22:22:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会
はずかしながら久し振りの更新となります。

「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」の「天地人コレクション」コーナーではテーマに沿って直江兼続に関する文化財を紹介しております。

現在4月17日(金)までのテーマは「秀吉と景勝・兼続」 景勝・兼続に大きな影響を与えた豊臣秀吉とその関係を古文書の内容や書き方を通してみていきます。そしてその背景に存在した、景勝と周辺大名との関係を佐々成政および徳川家康との関係に見ていきます。そのような中で外交の要であった兼続に関する問題を指摘していきます。

古文書というと難解なイメージを持たれるかたもいらっしゃいますが、内容だけでなく、その形や紙質の違いからわかる歴史も多いのです。是非そういった視点から見ていただくと面白いと思います。また、今回も古文書だけでなく、真田昌幸所用と伝わる「昇梯子文二枚胴具足」 真田幸村所用と伝わる「刀 無銘」 (どちらも真田宝物館蔵)など、米沢では展示されることがめったにない武具も展示しております。

ぜひお越しください。

2009/04/05 09:49:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
スクリーンセイバーをダウンロード

・種類:スクリーンセイバー
・内容:虎将変身シーン
・対応:Windows OS

※変身シーンは「こどもページ」でも見ることができます。


2009/04/01 21:39:Copyright (C) 最上義光歴史館
‥全国の動き ‥山形の動き

慶長5年(1600年)
5月3日
家康、諸大名に会津出兵を命じる。
5月7日
家康、義光に戦闘態勢を整える事を慫慂。
6月16日
義光、伏見を発つ。
6月18日
家康、会津討伐のため伏見城を出発。
7月2日
家康、江戸城到着。
7月7日
家康より義光へ、奥羽諸将を率いて7月21日に会津出陣するよう指示あり。
7月11日
石田三成、大谷吉継と計り、毛利輝元を家康追討の盟主とする。
7月17日
長束正家、増田長盛、前田玄以ら、家康弾劾13ヵ条を挙げ諸大名の決起を求める。
7月19日
島津義弘、小早川秀秋ら伏見城を攻撃。
秀忠、江戸城を発して、会津に向かう。
7月21日
家康、江戸城を発して、会津に向かう。
義光、小野寺遠江に会津攻め参陣を求める。
7月23日
家康より、会津討伐を当分中止の連絡あり。
7月24日
家康、小山着。西軍蜂起の報到着。
政宗、白石城を攻撃。
7月25日
家康、下野小山軍議。
西上して石田軍攻撃を決定。
政宗、白石城を攻め落とす。
7月29日
三成、佐和山城を出て、伏見に至る。
家康より義光へ、秀忠を残し上洛する旨連絡。
8月1日
鳥居元忠ら戦死。伏見落城。
8月13日
東軍(福島正則、池田輝政)清洲到着。
このころ山形参集の奥羽諸将、帰国。
8月23日
東軍、岐阜城の織田秀信を攻め、落城。
会津に油断なきよう、家康より義光へ指示。
9月1日
徳川家康、江戸城を発って西上。
9月3日
米沢軍議。最上攻略を決定。
9月8日
上杉軍、最上領進攻開始。(米沢市史大年表)
9月11日
上杉軍、畑谷城攻撃開始。(義光書状)
9月12日
上杉軍、畑谷城攻撃開始。(上泉主水書状)
最上軍、畑谷において上杉兵100余を討ち取る。
9月13日
家康、岐阜城に到着。
畑谷落城。城主江口五兵衛父子ら、500余討ち死…最上の城5、6か所明逃、2、30か所降参という。
(簗沢・八ツ沼・鳥屋ヶ森・白岩・野辺沢・山野辺・谷地・若木・長崎・寒河江)
上杉軍先遣隊、長谷堂城外菅沢山に布陣。山形の民衆、不安高まり山中へ避難。
9月14日
家康、関ケ原に着陣。
三成、大垣城を出て関ケ原に移動。
上杉軍、長谷堂城包囲陣を敷く。
義光出陣、須川を越える。政宗、軽挙なきよう忠告。
9月15日
関ケ原の戦い。この一日にて決す。
上杉軍、長谷堂城攻撃【1】。
上杉方の主な武士10余騎を討ち取る。
最上兵、200〜300討死という。
義光、義康を使いとし政宗に援軍を求める。
9月16日
家康、近江に進陣。
最上軍、長谷堂へ進陣。
政宗、留守政景らを援軍とすることを決定。
9月17日
佐和山落城。石田正継ら、自殺。
長谷堂勢、上杉陣を夜討ち、首150余を取る。
上山戦闘、最上方優勢。300余を討ち取る。
9月20日
秀忠、近江草津に至り、家康に会す。
義姫、政景あて、一刻も早い援軍出動を催促。
9月21日
石田三成、捕らえられる。
政宗、援軍の笹谷越えを許可。
義光・義康、連名で弥勒に戦勝祈願。
9月22日
伊達軍、笹谷を越え東沢着陣。馬上150、足軽1000余
9月23日
安国寺恵瓊、捕らえられる。
義光、須川を越えて出陣。悪天候のため戦闘に至らず。25日に景勝が最上へ出馬するとの風評あり。
9月24日
毛利輝元、大坂城を退去。
上杉軍、長谷堂城攻撃【2】。伊達軍も出陣。
9月25日
二本松の上杉軍及び景勝直属鉄砲隊300を最上方面へ増援との情報あり。
9月27日
徳川家康、大坂入城。戦後処理開始。
政宗より政景に連絡「最上の村里みな焼けても苦しからず」(政宗書状)
9月29日
上杉軍、長谷堂城攻撃【3】。城兵、出撃。上泉主水、岩井備中息、松下木工ら、300余人討ち取る。
直江、陣替して焚略作戦に出ることを表明。
9月30日
長束正家、水口城を去って自殺。
両軍に、関ケ原合戦の結果が到着。
10月1日
石田三成、小西行長、安国寺恵瓊の3将六条川原で処刑。
上杉軍、長谷堂より退陣。最上軍これを追撃。
1580人を討ち取る。最上討死623。
白岩、寒河江、左沢、長崎、富並などで1500人を討ち取る。
10月2日
政宗、政景あて、援軍の増員を連絡。
10月3日
直江、荒砥城へ帰陣。
10月7日
最上領内の戦闘、このころ終息。
義姫、政景あて礼状を送る。
10月8日
上杉全軍、撤退完了。伊達政景軍この日開陣。
10月15日
最上軍、庄内(上杉領)・仙北(小野寺領)攻略を開始。
10月16日
最上軍、仙北に進攻。有屋峠、法領ケ館合戦。
最上・秋田・由利衆連合軍、大森城攻撃。
10月17日
仙北、大森落城。(秋田最上両家関係文書)
10月20日
上杉勢、谷地に篭城中。(義姫書状)
10月21日
義光、政宗を訪ねて、礼を申し述べる。
帰路、山中にて暴風雨にあう。
10月22日
最上軍(湯沢豊前・鮭延典膳・延沢遠江ら)仙北柳田城を攻略。
10月中
最上軍尾浦城攻撃。松本信濃ほか力戦、落城。

慶長6年(1601年)
4月11日
最上義康勢6000、清水大蔵勢3500、最上川渡河戦、酒田東禅寺城を攻撃。
4月24日
志田修理・川村兵蔵、酒田城を開き降伏。
5月23日(両方)
「出羽奥州の合戦を停止するよう」家康より義光あて指示到来。
連絡を受けて、湯沢・大森の最上陣を開く。
出羽合戦、すべて終息。
8月
最上義光、庄内3郡・由利郡、33万石加増。
上杉景勝90万石削減、米沢に30万石移封。

■最上義光歴史館 特別展
 「東北の関ヶ原 慶長出羽合戦」より
 (2000年/片桐繁雄作成)

今年も米沢上杉まつりが
平成21年4月29日〜5月3日まで開催されます。
今年は5月2日の武てい式も会場変更になり、5月3日と同じく
松川河川敷で行なわれます。

そこで
5月2日(土)武てい式桟敷席(飲食券付)
5月3日(日)川中島合戦の桟敷席(お土産付き観覧席)を
4月1日(水)の午前9時より予約申込受付開始いたします。
予約販売終了いたしました。


武てい式・川中島合戦 桟敷席 販売要項
予約開始  平成21年4月1日 午前9:00〜  
定員になり次第終了致します。
電話予約&インターネット予約 
料金     5月2日 1500円(消費税込・飲食券付)
      5月3日 1500円 (消費税込・お土産付き)
      ※前売、当日、同料金
申込方法  電話での申し込み、または上杉まつり公式ホームページ内
      申込フォームから受付致します。
予約販売終了いたしました。     
申込先  米沢観光物産協会 TEL0238-21-6226
インターネット予約:上杉まつり公式ページhttp://uesugi.yonezawa.info/

※詳しくは各ページでご確認ください。

あなたもぜひ桟敷席に座り、
目の前で戦国絵巻の興奮をあじわってみませんか!!
2009/04/01 08:23:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会

大河ドラマ天地人米沢市推進協議会と(社)米沢観光物産協会では、
この度米沢市「直江兼続」マスコットキャラクター
“かねたん”の日常を描いた絵本『かねたんのいちにち』を
米沢市内の各児童施設に寄贈いたしました。

※米沢観光物産協会内藤会長(左側)から米沢市長(右側)へ贈呈

その後米沢市より米沢市内の認可保育園、
認可外保育園、児童センター、幼稚園、その他米沢市担当課などに
寄贈されることとなります。

「かねたんのいちにち」を米沢市内の多くの子供たちに読んでもらい
“かねたん”を好きになってもらい、かねたんを通して直江兼続公
に興味を持っていただき、天地人博のPRにつなげて行きたいと
考えております。

絵本「かねたんのいちにち」(900円税込)は、
全国の書店でお買い求めいただけます。
米沢市内の観光施設
天地人博会場(伝国の杜・上杉博物館)
道の駅田沢
織絵夢人館
米沢駅観光案内所アスク
米沢観光物産協会案内所
織絵夢人館でも販売しております。

ぜひお買い求めください。
米沢観光物産協会ホームページでも
紹介しております。
こちら絵本「かねたんのいちにち」発売!

絵本「かねたんのいちにち」
著者 おかのあき
監修 米沢市役所総合政策課・(社)米沢観光物産協会
定価 900円(税込)
発行所 株式会社ウェッジホールディングス
発売元 株式会社文苑堂

2009/03/18 23:15:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会
「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」「天地人コレクション」コーナーではテーマに沿って直江兼続に関する文化財を紹介しております。

3月20日(金・祝)まで「危機への対応」をテーマに、上杉家と織田信長軍との戦い、そしてその中で直江兼続が次第に上杉家中を統括する第一歩を踏み出していく姿を紹介しております。

真田昌幸所用と伝わる甲冑「啄木糸威伊予札胴具足(上田市立博物館所蔵)」、「賤ヶ岳合戦図屏風(馬の博物館所蔵)」等、米沢ではなかなかお目にかかることのできない資料も多く、見ごたえのある内容となっています。間もなく見納め。是非お見逃しないよう、よろしくお願いします。

2009/03/18 21:09:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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