:戦国観光やまがた情報局|山形おきたま観光協議会

戦国観光やまがた情報局

11月11日(土)よりはじまる企画展のお知らせです。

 

企画展「学んで、旅して、たのしむ浮世絵〜広重美術館コレクション〜」

 

 初代 歌川広重(1797〜1858)は、四季折々の日本の風景、草花や愛らしい小動物、その土地に生きる人々の暮らしなどを抒情豊かに描いた浮世絵師です。代表作である「東海道五拾三次之内」「名所江戸百景」をはじめ、数多く描いた江戸や諸国の名所風景画は、当時から人気を得たのはもちろんのこと、今なおその魅力を失うことなく多くの人々に愛されています。

 そんな江戸の庶民に親しまれ、気軽に楽しまれてきた浮世絵ですが、月日は流れ、今を生きる私たちには浮世絵に描かれているものは何なのか、そもそも浮世絵とはどういうものなのかすぐには解らないことも多くなってきています。

 本展覧会では、広重美術館(山形県天童市)が収蔵する初代〜五代までの歌川広重の作品を通して、浮世絵の見方や見どころを学び、広重が描く東海道や諸国を旅しながら、時代の人々に愛された浮世絵の魅力に迫ります。また、米沢市上杉博物館が所蔵する武者絵のコレクションもあわせて展示します。江戸時代後期から明治にかけての浮世絵師たちの作品の数々をどうぞご覧ください。

 

【期間】11月11日(土)〜1月14日(日)

     前期11月11日(土)〜12月10日(日)

     後期12月13日(水)〜1月14日(日)

    ※前後期展示替えのため、12月12日(火)は常設展のみご覧いただけます。

 

【休館日】11月22日(水)、12月毎週月曜、年末年始12/27〜1/1、1/9(火)

 

【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般490円(390円)/高大生340円(270円)/小中生240円(190円)

    ※( )は20名以上の団体料金

 

 

【オープニングゲストトーク】 ※申し込み不要

 日   時 : 11月11日(土) 14:00〜15:00

 会   場 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

 参 加 費 : 企画展入館料

 講   師 : 梅澤 美穂氏(広重美術館副館長・学芸員) 

 

 

【ワークショップ】※定員になりました

「浮世絵摺師に挑戦!」

 日   時 : 11月19日(日) ��10:00〜 ��13:30〜

 会   場 : 体験学習室

 定   員 : 小学生以上、各回10名

 参 加 費 : 500円

 協   力 : アダチ伝統木版画技術保存財団

 

 

 

【ナイトツアー】※定員になりました

「広重と歩く 東海道五十三次〜ミラバースミュージアムがやってくる!」

 日   時 : 11月24日(金) 19:00〜20:30

 定   員 : 20名程度(中学生以下は保護者同伴)

 参 加 費 : 500円

 講   師 : 梅澤 美穂氏(広重美術館副館長・学芸員)

         土屋 明日香氏(同学芸員)

  ※ワークショップ・ナイトツアーのお申し込みは TEL【0238-26-8001】ほか

 

 

【ギャラリートーク】展示解説

 日   時 : 12月16日(土) 14:00〜15:00

 会   場 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

 参 加 費 : 企画展入館料

 担当学芸員 : 花田美穂

主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/11/07 12:06:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

<幕府の判決と境界>

後期展示では、米沢・福島間の境界争いについて紹介。

江戸幕府の判決を記した裁許裏書絵図には、米沢・福島の境界を墨線で示しています。

その線上には幕府裁判に関わった関係者14人の印鑑が捺され、裏面の判決文の印鑑と対応しています。

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/11/02 11:11:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

令和5年度の上杉文華館は「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 上杉文華館では、国宝「上杉家文書」を毎月入れ替えながら常時展示しています。上杉家文書は、江戸時代以降に行われた文書の管理や歴史編纂を通じて、中世以来の上杉家の由緒や権威、特定の当主の事績を示す文書が収集、選別され、移動や変化を続けながら、現在の構成(2018通、4帖、26冊、保存容器として両掛入文書箱、精撰古案両掛入文書箱、黒塗掛硯箱、赤箪笥 乾・坤2棹、附として歴代年譜325冊)になったことが明らかになっています。

 また、「上杉家文書」とは別に「上杉文書」と呼ばれる藩政文書を中心とした1万点弱の史料群があり、米沢市では令和3年度から文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、調査に取り組んでいます。その中核は文書管理や歴史編纂を担った、江戸時代の御記録方や、近代の上杉家記録編纂所総裁伊佐早謙の関連文書です。上杉文書には、国宝「上杉家文書」を深く理解するための手がかりが、豊富に含まれています。

 今年度は本調査事業の成果を活用して2つの史料群を紐解きながら、江戸時代から近代にかけて、文書の具体的な管理方法と歴史や記録の編纂事業、その背景にある藩政の状況や世情をご紹介します。永年にわたり文書を守り伝え、活用してきた人々の営為にご注目下さい。

「上杉文書」調査の詳細はこちら

 

《治広と寛政の改革》

展示目録はこちらよりご覧ください。

 

【展示期間】10月26日(木)〜11月21日(火)

 

 上杉鷹山は天明5年(1785)に隠居し、治広(8代藩主重定の3男)が第10代藩主となります。天明年間には相次ぐ天災と飢饉、改革を主導してきた鷹山と重臣竹俣当綱、莅戸善政の隠居などにより、積極的な産業振興に代表される改革は一旦中止、縮小されます。寛政3年(1791)になって、鷹山の後見を受けた治広のもとで、隠居の身から呼び戻された莅戸善政が主導し、再び改革が始まりました(寛政の改革)。改革の内容は財政の再建、農村の復興と人口増加、産業の振興と領民への教諭、教育と武備の充実など多岐に渡ります。御記録所による重要文書の管理体制強化も、鷹山治世下の事業を継承、発展させた改革の一環と言えるでしょう(資料3)。鷹山から治広の治世下で御記録所の管轄下に置かれた文書や作成された記録が、「上杉文書」の一つの核となっています。

 今回、国宝「上杉家文書」からは、寛政6年(1794)の上杉顕孝死去に伴う、重臣間の書状(資料1)と、鷹山と重臣の議論(資料2)をご紹介します。顕孝は鷹山と側室お豊の方との間に生まれ、天明2年には治広の正式な後継者(世子)となります。寛政4年に江戸に登り今後が期待されますが、寛政6年正月に死去しました。その後の対応を巡る上記の資料からは、隠居後も鷹山が藩政改革に強く関与した様子がよく分かります。

 

▼ コレクショントーク

 日時:10月29日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※参加には入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/10/26 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

〈調査・撮影の一齣〉

「出羽一国御絵図」の調査・撮影は、

職員皆で広げたり、持ち上げたり、非常に大がかりでした。

280枚以上の和紙が貼り継がれ、大変な労力が注がれています。

国絵図の“のりしろ”にも注目しながら、じっくりと鑑賞ください!

 

 

展覧会詳細はこちら

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/10/17 12:25:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

〈巨大な絵図の全貌〉

現在開催中の特別展は、上杉文書調査事業の成果を反映しています。

「出羽一国御絵図」は一辺が5m以上に及び、

その巨大さは見応え十分!絵図の中には、今にも残る地名が数多くあります。

馴染みある地名を探しながらお楽しみください!

 

 

上杉文書調査の詳細はこちら

 

展覧会詳細はこちら

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/10/17 12:12:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

国指定史跡上杉家廟所 10月13日(金)のみ開所時間変更のお知らせ

上杉家廟所が事務局の記念式典開催の関係により
10月13日(金)のみ開所時間を午前9時から午後1時までとなります。
午後1時以降閉門となりますのでご見学希望の方はお気を付けください。

14日からは通常通り開所いたしますのでよろしくお願いいたします。

上杉家廟所について
拝観案内・駐車場情報
拝観時間 午前9:00〜午後5:00(10月13日は午後1時で閉門)

拝観料金
一般 400円(JAF会員は350円)
「障害者手帳のご提示があった場合、ご本人は100円引きとなります」
高校生・大学生 200円 小学生・中学生 100円
団体拝観料金(20名以上)
一般 300円
高校生・大学生 150円小学生・中学生 50円

駐車場  大型バス 3台 自動車 30台
第一駐車場は廟所に隣接しています。(お手洗いあり)
第二駐車場は廟所から50メートル程離れた場所にあります。(立て看板あり)
お問い合わせ
〒992-0055
山形県米沢市御廟 1-5-30
Tel 0238-23-3115

2023/10/06 10:53:Copyright (C) 米沢観光コンベンション協会

10月7日(土)〜11月5日(日)の期間、常設展示室内の上杉文華館にて

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示致します。

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※特別展「上杉氏と国絵図の世界」のチケットでご覧いただけます。

展覧会詳細はこちら

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 


2023/10/04 09:56:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

〈境界のかたち〉

元禄国絵図の主題の一つに境界の画定が挙げられます。

隣藩との境界をどのように取り決めていくかがポイントとなりました。

その時に作成されたのが際絵図・会形という絵図です。

隣藩同士で突き合せることで、境界を画定していきました。

 

 

米沢領福島境際絵図控

 

米沢領側から見た仙台領との境界絵図

 

 

仙台領米沢境会形

仙台領からみた米沢領との境界絵図で、境界線に沿って切り抜かれている。

米沢領との境界の突き合わせに使用されたと見られる。

 

 

仙台領米沢境際絵図

仙台領から見た米沢との境界絵図

 

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/10/01 11:46:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

令和5年度の上杉文華館は「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 上杉文華館では、国宝「上杉家文書」を毎月入れ替えながら常時展示しています。上杉家文書は、江戸時代以降に行われた文書の管理や歴史編纂を通じて、中世以来の上杉家の由緒や権威、特定の当主の事績を示す文書が収集、選別され、移動や変化を続けながら、現在の構成(2018通、4帖、26冊、保存容器として両掛入文書箱、精撰古案両掛入文書箱、黒塗掛硯箱、赤箪笥 乾・坤2棹、附として歴代年譜325冊)になったことが明らかになっています。

 また、「上杉家文書」とは別に「上杉文書」と呼ばれる藩政文書を中心とした1万点弱の史料群があり、米沢市では令和3年度から文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、調査に取り組んでいます。その中核は文書管理や歴史編纂を担った、江戸時代の御記録方や、近代の上杉家記録編纂所総裁伊佐早謙の関連文書です。上杉文書には、国宝「上杉家文書」を深く理解するための手がかりが、豊富に含まれています。

 今年度は本調査事業の成果を活用して2つの史料群を紐解きながら、江戸時代から近代にかけて、文書の具体的な管理方法と歴史や記録の編纂事業、その背景にある藩政の状況や世情をご紹介します。永年にわたり文書を守り伝え、活用してきた人々の営為にご注目下さい。

「上杉文書」調査の詳細はこちら

 

《鷹山の改革と記録の活用》

展示目録はこちらよりご覧ください。

【展示期間】9月28日(木)〜10月24日(火)

 上杉鷹山は宝暦元年(1751)、高鍋藩主(宮崎県)秋月家の次男として江戸に生まれました。宝暦10年に第8代米沢藩主上杉重定の養子となり、明和4年(1767)に17歳で9代藩主に就任し、破綻寸前であった米沢藩の改革に取り組みました。鷹山の改革は、天明5年(1785)に隠居するまでの藩主在任中(明和・安永の改革)と、寛政3年(1791)以降の藩政を後見した時期(寛政の改革)に大別されます。
 鷹山は藩主就任後まもなく、上杉家伝来文書の管理強化に着手しました。明和6年には江戸で黒塗掛硯箱文書を自ら点検し、翌年には米沢で「古状御箪笥」(現在の赤箪笥乾)の虫干しに立ち会っています。明和9年には謙信以来の「直書」の選定を命じ、謙信愛用とされる掛硯箱二棹に納められました(両掛入文書、精撰古案両掛入文書)。安永年間には、幕府からの領知承認を示す知行判物や、朝廷からの位階を示す官物文書類は江戸から米沢に移され、長持に収納して城内の宝物蔵に保管されました(資料3)。
 また、御記録方の機能強化を図り、安永7年(1778)には倹約政策下にも関わらず、米沢城本丸御殿内に御記録所を新設しました。御記録所では、歴代当主ごとの正史「御年譜」に加え、上杉家の年中行事や家臣の役職に関する先例集、幕府法と米沢藩法をまとめた法令集や判例集など様々な記録を編纂し、藩主や奉行(国元の家老)の参考に供しました。さらに、記録に基づいて先例を調査し意見書をまとめ、幕府や他家との折衝、家臣団や領民の統制など、様々な藩政上の課題に応えていったのです。

 

▼ コレクショントーク

 日時:10月1日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※参加には入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

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米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/09/28 09:22:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

現在展示している元禄国絵図の下書きには、

国絵図の周りにいくつもの貼紙が見られます。

これは、幕府の絵図役人・町野新兵衛による修正指示です。

幕府と藩の間でやり取りを交わしながら、

清書に仕上げられていった過程がここに表れています。

 

御国絵図下図(上杉文書1773、米沢市上杉博物館)

それまでの国絵図では「此境より○○領○○村江出」と記されていましたが、

町野の指示によって村から村までの距離などが明記され、

境界付近の記載が具体的になりました。

 

御国絵図控(上杉文書1772、米沢市上杉博物館)

町野の修正指示を踏まえて、境界付近が具体的に記されています。

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/09/22 11:52:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

〈城の表現〉

国絵図の中では城を四角で表します。

米沢城では、「城下町」と書かれた細長い町割りが西に延びています。

米沢城下の絵図と見比べてみると、

米沢藩の城下町の構造をある程度正確に反映していることが分かります。

国絵図の表現の細やかさも必見です!

 

元禄国絵図の提出控(1700年3月4日作成)

 

天保国絵図(1838年5月作成)

 

正保国絵図の写(1701年2月)

 

参考:御城下絵図(1725年作成)

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/09/13 13:19:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

 

国絵図の特徴の一つに、様式の統一化が挙げられます。

城を四角で、街道を赤線で、村を小判形で…といったように、国絵図の中には記号化された表現がいくつも見られます。

本展を通じて、当時の絵図の表現を楽しんでみてください!

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/09/08 13:32:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

令和5年度の上杉文華館は「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 上杉文華館では、国宝「上杉家文書」を毎月入れ替えながら常時展示しています。上杉家文書は、江戸時代以降に行われた文書の管理や歴史編纂を通じて、中世以来の上杉家の由緒や権威、特定の当主の事績を示す文書が収集、選別され、移動や変化を続けながら、現在の構成(2018通、4帖、26冊、保存容器として両掛入文書箱、精撰古案両掛入文書箱、黒塗掛硯箱、赤箪笥 乾・坤2棹、附として歴代年譜325冊)になったことが明らかになっています。

 また、「上杉家文書」とは別に「上杉文書」と呼ばれる藩政文書を中心とした1万点弱の史料群があり、米沢市では令和3年度から文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、調査に取り組んでいます。その中核は文書管理や歴史編纂を担った、江戸時代の御記録方や、近代の上杉家記録編纂所総裁伊佐早謙の関連文書です。上杉文書には、国宝「上杉家文書」を深く理解するための手がかりが、豊富に含まれています。

 今年度は本調査事業の成果を活用して2つの史料群を紐解きながら、江戸時代から近代にかけて、文書の具体的な管理方法と歴史や記録の編纂事業、その背景にある藩政の状況や世情をご紹介します。永年にわたり文書を守り伝え、活用してきた人々の営為にご注目下さい。

「上杉文書」調査の詳細はこちら

 

《重定と先例》

展示目録はこちらよりご覧ください。

【展示期間】8月24日(木)〜9月26日(火)

上杉重定は5代藩主吉憲の第四子です。6代藩主宗憲(享保19年・1734 死去)と、7代藩主宗房(延享3年・1746 死去)の2人の兄が相次いで死去したため、延享3年8月、重定は思いがけず8代藩主となりました。
 重定の治世下では、天候不順や飢饉により領内は疲弊し、藩の財政も悪化の一途をたどります。しかし重定自身は政治にあまり関心を示さず、寵臣の森利真が実権を握りました。森は藩政の改革に取り組みますが、専断的な政治姿勢のため重臣層に疎まれ、宝暦13年(1763)に殺害されます。重定のもとで森が推し進めた改革の一部は、明和4年(1767)に9代藩主となった上杉鷹山の治世下に継承されていきます。
 その一つが先例集の編纂です。財政が悪化し、上杉家の伝統や権威がゆらぐ状況下でこそ、先例を記録し受け継ぐことが重視されたと考えられます。「定例明鑑」は重定の指示で編纂に着手し、森利真が総監して宝暦10年(1760)に完成しました。上杉家の年中行事や儀式の先例に加え、領内の地誌や上杉家の系譜、基本法令も収録した、全25冊にのぼる先例集です。
 今回はこの先例集を紐解きながら、国宝「上杉家文書」のうち重定の元服関係の文書の位置づけなどをご紹介します。

 
 

▼ コレクショントーク

 日時:8月27日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※参加には入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

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米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/08/24 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

10月7日(土)〜11月5日(日)の期間、常設展示室内の上杉文華館にて

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示致します。

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※特別展「上杉氏と国絵図の世界」のチケットでご覧いただけます。

展覧会詳細はこちら

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/08/11 12:44:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

批評家としての今泉は、歯に衣着せぬ物言いで作家と論争になる事もしばしばでした。

しかしそれは期待の裏返しであり、厳しさと温かさを合わせ持つ批評で、多くの作家と深い親交を結びました。

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2023/08/07 09:23:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

9月2日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。

特別展「上杉氏と国絵図の世界」

 

 江戸時代には様々な絵図が作られました。道中絵図や村絵図、城下絵図など、絵図とひと言に言っても、目的や用途に応じて多様な描かれ方がなされました。そのなかでも国絵図は、江戸幕府が主導して編纂した絵図として注目されます。

 江戸幕府は、諸大名に四度にわたって、一国ごとの絵図(国絵図)と土地台帳(郷帳)の作成・提出を命じました。これは、幕府が国土の掌握を目指したものと評価されており、その威信をかけた政策でした。また、国絵図作成の背景には、当時の政治社会情勢が多分に反映されており、国絵図の持つ政治史的意義も見逃せません。さらに、幕府は諸大名の領知支配を認める領知宛行状を将軍の代替わりごとに発給し、将軍を頂点とする全国支配を明示し続けてきたことも注目されます。

 江戸時代は幕藩体制とも表現されるように、幕府(将軍)と諸藩(大名)の主従関係によって成り立っていました。したがって、国絵図や領知宛行状は、土地支配を通じて幕府(将軍)と諸藩(大名)の主従関係を示す手がかりとして、重要な要素を含んでいます。

 本展覧会では、米沢藩が作成した国絵図及びその関連資料に注目し、幕府の国絵図編纂について紹介します。上杉氏の領知・米沢を描いた国絵図を通して、地名の表記や色使いなど、現在私たちが目にする地図とは異なる、この時代ならではの表現や世界観をお楽しみください。

 

【会期】前期:9月2日(土)〜10月1日(日)

    後期:10月7日(土)〜11月5日(日)

 

【休館日】9月27日(水)、10月25日(水)

 

【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般700円(560円)/高大生450円(360円)/小中生300円(240円)

    ※( )は20名以上の団体料金

    ※常設展とのセットのみ販売

 

 

♦入館料無料の日

 11月3日(金・祝)    東北文化の日 どなたでも無料!

 

 

【ギャラリートーク】展示解説 ※申し込み不要

 日   時 : ��9月2日(土) 14:00〜

         ��9月16日(土) 14:00〜

         ��10月7日(土) 14:00〜

         ��10月21日(土) 14:00〜

 会   場 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

 参 加 費 : 特別展入館料

 担当学芸員 : 池野 理

 

【講演会】 ※事前申込制 9月6日(水)9:00から受付開始

「国絵図からみた江戸時代」

 日   時 : 10月14日(土) 14:00〜16:00

 会   場 : 伝国の杜 2階大会議室

 定   員 : 120名

 参 加 費 : 無料

 講   師 : 東京大学史料編纂所教授 杉本 史子 氏

  ※都合により、オンラインでの講演となる可能性があります。

  ※お申し込みは TEL【0238-26-8001】ほか

 

【伝国の杜ファンクラブ事業】 ※事前申込制 9月20日(水)9:00から受付開始

「国絵図をたのしもう」

 日   時 : 10月27日(金) 18:30〜

 対 象 者 : ファンクラブ会員と同伴者1名

  ※伝国の杜ファンクラブの詳細はこちら

 

【米沢市座の文化伝承館 自主事業】

「もっと楽しむ 国絵図の世界 〜近づく、比べる、くっつける〜」

会   期 : 9月13日(水)〜9月25日(月)

休 館 日 : 9月16日(土) ※都合により展示の一部を休止

        9月19日(火)

開 館 時 間 : 9:00〜17:00(入館は16:30まで)

入 館 料 : 無料

会   場 : 米沢市座の文化伝承館 (米沢市丸の内1-3-48、当館より徒歩5分)

 ※米沢市座の文化伝承館の詳細はこちら

 

 

特別展の主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/08/06 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

1963年、国立近代美術館京都分館(現 京都国立近代美術館)初代館長に就任。 工芸批評にも情熱を注ぐ一方、資生堂ギャラリーはじめ数多くの美術館運営に携わります。

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展覧会詳細はこちら

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/08/05 11:06:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

名実ともに美術評論家となった今泉は、大家から若手まで多彩な作家論に取り組みます。 一方で、文化学院の美術部再建や、高村光太郎回想録をまとめるなど、その実績と人脈を買われ仕事の幅が広がっていきました。

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2023/07/27 09:09:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

 令和5年度の上杉文華館は「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 上杉文華館では、国宝「上杉家文書」を毎月入れ替えながら常時展示しています。上杉家文書は、江戸時代以降に行われた文書の管理や歴史編纂を通じて、中世以来の上杉家の由緒や権威、特定の当主の事績を示す文書が収集、選別され、移動や変化を続けながら、現在の構成(2018通、4帖、26冊、保存容器として両掛入文書箱、精撰古案両掛入文書箱、黒塗掛硯箱、赤箪笥 乾・坤2棹、附として歴代年譜325冊)になったことが明らかになっています。

 また、「上杉家文書」とは別に「上杉文書」と呼ばれる藩政文書を中心とした1万点弱の史料群があり、米沢市では令和3年度から文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、調査に取り組んでいます。その中核は文書管理や歴史編纂を担った、江戸時代の御記録方や、近代の上杉家記録編纂所総裁伊佐早謙の関連文書です。上杉文書には、国宝「上杉家文書」を深く理解するための手がかりが、豊富に含まれています。

 今年度は本調査事業の成果を活用して2つの史料群を紐解きながら、江戸時代から近代にかけて、文書の具体的な管理方法と歴史や記録の編纂事業、その背景にある藩政の状況や世情をご紹介します。永年にわたり文書を守り伝え、活用してきた人々の営為にご注目下さい。

「上杉文書」調査の詳細はこちら

 

《吉憲〜宗憲と年譜編纂》

展示目録はこちらよりご覧ください。

【展示期間】7月27日(木)〜8月22日(火)

 米沢藩の歴史のなかで、5代藩主吉憲から6代宗憲、7代宗房の治世(1703〜1746)は藩政の停滞期とされ、言及されることが少ない時代です。この時期の史料があまり残っていないことも、その一因でしょう。一方、残された史料と二次史料(編纂物)である年譜を見ていくと、この時期に定勝以降の年譜編纂が開始されるなど、文書管理と歴史編纂に関する一定の活動が見られます。また、4代藩主綱憲のもとで成立した御記録方には右筆から数名が任命され、藩政の一つの役職として定着していきました。
 年譜は、上杉家歴代当主ごとに編纂された編年体の正史です。その編纂事業は、綱憲の治世下で謙信分が完成し、続いて吉憲が藩主となった元禄16年(1703)、初代藩主景勝の分が完成したことで、一旦完了しました。享保4年(1719)に吉憲は弟の勝周に一万石を分知し、米沢新田藩が成立します。吉憲から宗房への代替わりに際しては、勝周が後見人として定勝関連文書の点検を行いました。また、幕府から諸藩に対し、先祖の略歴や官位、幕府に対する勤役(戦功や御手伝普請など)についての問合せが断続的にあり、その対応のためにも記録編纂の必要性が高まります。37年の空白期間を経て、2代藩主定勝以降の年譜編纂に着手したのは、宗房の治世下である元文5年(1740)のことでした。


 

▼ コレクショントーク

 日時:8月6日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※参加には入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

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米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023/07/27 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG

 令和5年度の上杉文華館は「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 上杉文華館では、国宝「上杉家文書」を毎月入れ替えながら常時展示しています。上杉家文書は、江戸時代以降に行われた文書の管理や歴史編纂を通じて、中世以来の上杉家の由緒や権威、特定の当主の事績を示す文書が収集、選別され、移動や変化を続けながら、現在の構成(2018通、4帖、26冊、保存容器として両掛入文書箱、精撰古案両掛入文書箱、黒塗掛硯箱、赤箪笥 乾・坤2棹、附として歴代年譜325冊)になったことが明らかになっています。

 また、「上杉家文書」とは別に「上杉文書」と呼ばれる藩政文書を中心とした1万点弱の史料群があり、米沢市では令和3年度から文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、調査に取り組んでいます。その中核は文書管理や歴史編纂を担った、江戸時代の御記録方や、近代の上杉家記録編纂所総裁伊佐早謙の関連文書です。上杉文書には、国宝「上杉家文書」を深く理解するための手がかりが、豊富に含まれています。

 今年度は本調査事業の成果を活用して2つの史料群を紐解きながら、江戸時代から近代にかけて、文書の具体的な管理方法と歴史や記録の編纂事業、その背景にある藩政の状況や世情をご紹介します。永年にわたり文書を守り伝え、活用してきた人々の営為にご注目下さい。

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《綱勝から綱憲へ》

展示目録はこちらよりご覧ください。

【展示期間】6月29日(木)〜7月25日(火)

 寛文4年(1664)、3代藩主綱勝の急死は、米沢藩上杉家の存亡に関わる一大事でした。会津藩主保科正之の尽力により、幕府高家吉良上野介義央の子(母は上杉定勝の娘三姫)が上杉家に養子入りし、領知は30万石から15万石に半減されたものの存続を許されます(4代藩主綱憲)。綱憲はやがてこの危機を乗り越え、学問所の設立、能楽の振興、文武の奨励などに力を入れていきます。
 綱憲の治世下では、上杉家伝来文書の管理強化と歴史編纂事業も進められました。綱勝の補佐役であった竹俣義秀は寛文5年には文書の整理作業に着手しています。文書の管理は家の継承、存続にかかわる重要案件であり、思わぬ代替わりと領知の半減という危機の翌年に、補佐役自らがこれに取り組んだのです。
 義秀は延宝2年(1674)、家臣に実権を奪われないよう注意すること、上杉家の記録が半端になっているので成人後に完成させること等を綱憲に遺言しました。これが上杉家における歴史編纂のきっかけになったと考えられます。同5年の謙信100回忌も契機となり、藩の儒学者矢尾板三印を中心に、文書の整理(資料3)、古文書の収集と「御書集」の編纂が進められました。その成果は元禄年間にかけて謙信と景勝の年譜として結実し、編纂と記録管理の中心となる御記録方の職務も確立していきました。
 

▼ コレクショントーク

 日時:7月2日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※参加には入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

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2023/06/29 09:00:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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