5月になりました。明日は上杉まつりの後半、武禘式、明後日は川中島合戦と続きます。風薫る5月とは言いますが太陽が無駄に元気です。今年は暑い…熱中症にも気をつけながら楽しんでください。
さて、置賜文化ホールでは、5月に能・狂言のイベントが目白押しとなっております。
5月4日には地元の金剛流能楽愛好会の皆さまによる謡と仕舞のイベント「さくらに舞う会」がおこなわれます。上杉のお殿様の時代からずっと米沢の地で愛されてきた金剛流の能楽。その火をずっと守ってきた皆さまによる金剛流の公演です。伝国の杜もこの火を伝えていきたい…その思いから始まった、こども狂言クラブに参加しているこども達も狂言で出演します。おとなの皆さまにまじって、元気よく日頃の成果を発表します。場所はエントランスの能舞台、時間は13時から16時までを予定しています。博物館で楽しみながら是非、能の世界を体感してみてはいかがでしょうか。
その後、5月17日(日)には、こども狂言クラブで狂言を教えてくださっている萬狂言の一門の皆さまをお招きして狂言会を開催します。その名も「風の香狂言会in置賜」!!!!!13:30開場 14:00開演です。狂言を楽しく教えてくださっている山下先生はもちろん、山下先生の師匠であり、狂言界の第1線でご活躍されている野村万蔵氏も米沢にいらっしゃって、一流の狂言を皆さまにご披露くださいます。
番組は「仏師」と「棒縛」。共に狂言の中では動きもあり、おかしさもあり、初めての方にもわかりやすい狂言でございます。もちろん、狂言の前にわかりやすい解説もございます。大人から子供まで楽しめること間違いございません。料金は1,500円(全席自由)!!! このお値段で狂言の世界を体感できるのはこの機会を除いて他にはございません。中学生以下の皆さまは無料となっています。どうぞ、ご自由にお越しください。
また、14日(木)の16:00からは狂言師の皆さまによる伝国の杜ファンクラブ会員むけの「おとな狂言教室」がおこなわれます。より深く狂言を楽しみたい方にはおすすめです。是非ご参加ください。(お問合せは0238-26-2666まで)
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。