令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。
《応永の乱》
【展示期間】9月29日(木)〜10月25日(火)
第7回目は、「応永の乱」をテーマとして関連文書を紹介します。応永の乱とは、応永6年(1399)11月、中国地方に勢力を誇った守護大名大内義弘が、室町幕府に起こした反乱です。幕府の足利義満は義弘を討ち、大内氏の勢力を大きく削減しました。この時、義弘は鎌倉公方足利満兼と共謀していました。満兼は将軍になることを望んでいましたが、義弘の敗死によって野望は潰えました。このような事態に義満は上杉憲定に処理を求めました。これによって義満と山内上杉氏の関係がより深化したといわれます。そのような憲定の動きについて、国宝「上杉家文書」から紹介していきます。
「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も展示します。2000年制作の複製で、現状を複製したものです。
また、10月22日(土)〜11月20日(日)の期間中は、原本を展示します。
▼ コレクショントーク
日時:10月2日(日) 10:00、15:00
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001