2021年度の上杉文華館は「上杉定勝」と題して、国宝「上杉家文書」に見える上杉定勝関連資料を中心に約1ヵ月ごとに展示替えをしながら、その他の関連資料を含めて展示します。
【期間テーマ】我が子へ
【展示期間】2022年2月1日(火)〜2022年3月27日(日)
※3月1日(火)以降、国宝「上杉家文書」を展示替え致します。
今回の期間テーマでは、定勝と彼の子ども達に関する資料をご紹介します。定勝には、3代藩主に就いた綱勝をはじめ、虎姫(佐賀藩二代藩主・鍋島光茂正室)、徳姫(加賀大聖寺藩初代藩主・前田利治正室)、亀姫(同藩二代藩主・前田利明正室)、三姫(高家旗本・吉良義央正室)など、7人の子どもがいます。
当時、疱瘡などの流行病により命を落とすことが珍しくなく、定勝の長男・徳松は疱瘡にかかり4歳で亡くなっています。こうした状況下で、定勝が書いた手紙には、子ども達の健康を気遣う文面が散見されます。参勤交代により米沢と江戸を行き来していた定勝は、家臣とのやり取りを通して子ども達の様子を適宜把握していました。ここに、定勝の父親としての姿がうかがえます。
【博物館事業の中止・延期のお知らせ】
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、下記の博物館事業を中止・延期いたします。
開催を楽しみにしてくださった皆様には申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
【中止】2/6(日)上杉文華館コレクショントーク
HPにも最新の情報を掲載しておりますので、ご確認ください。よろしくお願いいたします。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
【問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001