当初は城内御堂の避難所として建てられたものですが、上杉景勝没後、米沢藩主代々の墓所となりました。
米沢城解体後の明治9年(1876)、藩祖上杉謙信の墓所を城内御堂より移し、参道正面奥に一間社流造の社殿を造営し祀りました。
御廟所の配列は、中央正面に謙信があり、その向かって左に2代景勝、4代綱勝、6代吉憲、8代宗房、10代治憲、12代斉定の祠堂が並び、中央より向かって右に、3代定勝、5代綱憲、7代宗憲、9代重定、11代治広の祠堂があります。
歴代藩主の廟所が置かれているのは珍しく、昭和59年(1984)国指定史跡となりました。
▼交通:JR米沢駅から車で約10分
東北中央自動車道米沢中央ICから車で約15分
▼駐車場:有り(無料) 大型バス・自家用車可
▼拝観料:有り
▼拝観時間:午前9時〜午後5時
▼所要時間:30分
▼休館日:年中無休
▼トイレ利用可
▼案内:ボランティアガイドによる案内可(廟所敷地内無料・予約制)
▼問合せ:上杉家廟所(米沢市御廟1−5−30 TEL0238−23−3115)
▼地図:Google Maps