◆特別展 展示品紹介◆:戦国観光やまがた情報局|山形おきたま観光協議会

戦国観光やまがた情報局
◆特別展 展示品紹介◆

○+●+○開館10周年記念特別展『洛中洛外図屏風に描かれた世界』●+○+●10月8日(土)から始まりました☆
見どころ満載すぎるこの展覧会♪♪
あっちには上杉本、こっちには舟木本・・・あれもこれも見たい〜!ヽ(*^▽^*)ノ
さてさてそんな中から今回は、『洛中洛外図屏風(東博模本復元模写)東京大学史料編纂所所蔵』をご紹介♪

 本屏風は、東京大学史料編纂所の資料技術保存室スタッフ(模写担当)の村岡ゆかり氏が、東博模本を復元模写したものである。メクリの状態で伝来し、左隻第五扇にあたる一枚が失われている東博模本は、模写した奥絵師の中橋狩野家の門人たちの名前が下端に記されており、延宝年間(1673〜81)頃の模写と分かっている。歴博甲本や上杉本と並べて比較し、制作時期の前後関係を検討した結果では、絵画様式、都市表現、風俗表現のいずれの判断からも、歴博甲本より後、上杉本よりも前に制作されたと判断できる。1540年代末〜50年代の京都の景観を示していると考えられており、その失われた原本を制作した画家としては、狩野元信周辺の絵師が想定されてきた。『徳川実紀』から、東博模本の原本は4代将軍徳川家綱の手元にあった「古法眼元信筆洛中図屏風」であることが分かった。この仮説がもしも正鵠を射ていれば、狩野永徳は、祖父元信の洛中図屏風を参照しつつ、上杉本を制作したことになるであろう。東博模本は、これまで以上に重要な作品となったのである。(展示解説より)

な屏風がズラリと並んでいるので見比べながら今回の展示をお楽しみください!

開館10周年記念特別展『洛中洛外図屏風に描かれた世界』
期 間 2011年10月8日(土)〜11月6日(日)
観覧料 一般700(560)円・高大生450(360)円・小中生300(240)円
    ( )内20名以上の団体料金
休館日 10月26日(水)
開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
※10月22日(土)から一部展示が変わります

お問い合わせはこちらまで⇒米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2011/10/14 10:56 (C) 伝国の杜 情報BLOG
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